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くるぶしが痛い原因は怪我だけじゃない?痛くなる病気とは?

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くるぶしが痛い!ということはありませんか?怪我もしていないのに痛いってことはありませんか?

くるぶしは怪我が発生しやすい部位で、体重が強くかかる部分でもあり、ひどく痛むこともあります。

くるぶしが痛い原因は、痛むのが内側か外側かによって違います。しかし、怪我もしていないのに痛いことがあり、この場合、病気によって痛みが起きている可能性があります。

そこで、くるぶしが痛くなる主な怪我の原因とくるぶしが痛くなる病気について紹介します。

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くるぶしが痛い一番多い原因

捻挫
くるぶしが痛い時に考えられるのは、まずは捻挫です。くるぶしの周辺には靭帯と腱が集中していて、筋肉はほとんど無く、体の全体重がかかる部位でもあり、衝撃も受けやすい部分です。

捻挫の場合、足首を内側に捻ると外側の靭帯を損傷し、足首を外側に捻ると内側の靭帯を損傷します。腫れを伴う場合もあり、運動などの他、日常生活でも起こりうる症状です。ただ、内側の靭帯は頑丈にできており、内側に捻ると複雑な怪我に繋がる事もあります。

くるぶしの内側が痛い
膝から足首までの組織を構成している2本の骨のうち内側にあり、太いものを脛骨(けいこつ)といいます。

シンスプリントという、足を使い過ぎる過度な運動によって、この内側の骨髄に炎症が起こることがあります。そうしますとくるぶしの内側が痛くなります。

くるぶしの外側が痛い
外側のくるぶしが痛い場合は、脛骨の反対側の外側にある腓骨(ひこつ)の疲労が原因かもしれません。

腓骨は弱くて細い骨なので、この場合は無理をすると疲労骨折に繋がる恐れがあるので注意が必要です。

その他
くるぶしが痛くなる怪我はほかにも色々とあります。

くるぶしに近い位置にある腓骨筋や長指屈筋などは疲労が溜まることで筋肉の炎症を起こします。この炎症によってくるぶしが痛いと感じているのかもしれません。

また、足の裏のクッションが効かず疲れやすい偏平足や、腱鞘炎が原因ということもあります。

それに靴擦れや外反母趾が原因の場合もあり、サイズの合わない小さな靴を履くことによって起こることもあります。外反母趾やサイズの合わない靴は、足首に負担がかかったり、くるぶしを圧迫することで痛みが生じます。

くるぶしが痛くなる病気

痛風
病気でくるぶしが痛くなることもあり、代表的なものとしては痛風があげられます。

血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症になると、痛風発作は膝から下に症状が出やすいので、足首やくるぶしが激しく痛みます。捻った覚えが無いのに部位が腫れている場合は痛風の可能性もあるので、医療機関の診療を受けてください。

関節リウマチ
くるぶしが痛くなる病気に関節リウマチというものがあります。

くるぶしの痛みの他に、関節のこわばりがある、疲れやすい、熱があるなどの症状が見られた場合は、リウマチ専門医のいる医院などを受診してください。

骨軟骨腫
骨軟骨腫(こつなんこつしゅ)は、外骨腫とも言われ、骨が出っ張って大きくなるものです。子供、特に10代の子に発生することが多い腫瘍です。腫瘍ですが良性でくるぶしのほかに下肢および上肢にできることがあります。

痛みを伴わず、さほど大きくないのでしたら、そのまま放置していても問題ないと言われていますが、痛みが出たり、スポーツなどをしていて影響があるようでしたら、手術で切除することができます。


くるぶしが痛い時は速やかに処置を

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くるぶしの痛みの原因は、なんらかの病気以外は外傷や運動のしすぎ、あるいは急に運動をした結果の疲労によるものが多いです。

靴擦れなどは、塗り薬や絆創膏なで対処ができますが、捻挫でもひどいものでは完治に時間がかかることもあります。

足首を酷使するスポーツをしている方や、仕事で車の運転をすることが多い方などでは、腱や神経を束ねている支帯が炎症を起こしたり、断裂してしまうこともあります。

軽い痛みでも、速やかに適切な処置やケアをして、大怪我に繋がらないように気を付けていきたいものです。

>>くるぶしが腫れているのに痛くないのは病気?考えられる原因とは?

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