すねがつる原因は?慢性的なのは病気?つった場合の対処法
すねがつることはあまりないかも知れません。足でつると言えば、ふくらはぎが圧倒的ですが、すねがつることもあり、病気や薬の副作用が関係している場合があります。
そこで、すねがつる原因とは一体何なのかと病気との関係について紹介します。また、つった場合の対処法についても紹介します。
スポンサーリンク
痙攣ですねがつる
有痛性強直性筋痙攣
なんの前触れもなく、突然足に激痛が走ってしまったという、いわゆる足がつったという状態。この痛みの正体は「有痛性強直性筋痙攣」という、筋肉が痙攣することによって引き起こされてしまうものです。一般的には「こむら返り」と言われ、足がつるといえば、このことを指すくらいです。
この有痛性強直性筋痙攣、主にふくらはぎ部分で起こることが多いのですが、実は筋肉のある部位ならば起こりうる症状なのです。当然、すねでも起こりほかにも足の指や肩などでも起こります。
原因
痙攣でつる原因としては運動不足や筋肉疲労、水分やミネラルの不足、夏場のエアコンによる体の冷えなど様々です。
すねがつる原因で特に女性に多く考えられるのはハイヒールによる足の疲れです。ハイヒールは履いていると体の重心が前に傾きがちになってしまい、すねの筋肉疲労に繋がってしまうと考えられています。
病気ですねがつる
慢性的につる
すねがつることはふくらはぎに比べて少ないですが、慢性的につってしまうという方の場合は、何らかの病気や薬の副作用という事も考えられます。
病気として考えられるのは、椎間板ヘルニアや糖尿病、脊柱管狭窄症、甲状腺機能低下症などです。
薬の副作用として考えらられるのは、インスリンや利尿剤、ホルモン剤などを服用している場合に足がつりやすくなるといった症状が出ることもあり得ると考えられているのです。
整形外科での受診
頻繁に足がつってしまう場合は、病院で一度診察を受けることをおすすめします。足を診てもらうのでまずは整形外科での受診が適切ですが、それでも原因が特定できずに頻繁に足がつってしまうようでしたら、内科や神経内科での受診も考えてみてくださいね。
すねがつった場合の対処法
間違った対処法
すねがつるという症状は、突然襲ってくるわけですが、その痛みときたら耐え難いものです。耐え難い痛みへの対処法として、痛む部分を強く揉んだり押したりしていませんか?
実はその対処法は間違っているんです。痛みの激しい部分にそれをしてしまうと、肉離れを引き起こしてしまう可能性があるのです。
正しい対処法
すねがつった場合の対処法は、まず最初に楽な姿勢になり、すねをマッサージします。このとき決して指で押しつけるようなことはせずに、さする程度の力加減でおこなってください。
足三里という膝の外側、出っ張った骨の前にあるくぼみから指4本分程下がった場所にあるツボを優しく押して刺激するのも効果があるので試してみてください。
ハイヒールを履くのを控えたり時折屈伸をして足をマッサージするなど、まずは筋肉に過度な負担をかけないように予防することも大切ですよ。
>>すねがかゆいのは病気の可能性も!病気とすねがかゆい主な原因
スポンサーリンク
スポンサードリンク&関連コンテンツ