足の甲の痛みの原因とは?腰痛が影響するものと痛くなる病気とは?
足の甲の痛みは様々な原因で発生します。まず、足の甲そのものに何かしらのトラブルが発生している場合が考えられます。
ほかに腰痛が影響している場合もあります。また、病気によって足の甲に痛みが出ていることもあります。
そこで、足の甲の痛みの主な原因と腰痛が影響するもの、病気によるものについてそれぞれ紹介します。
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足の甲の痛みの原因
骨折
足の甲が痛い原因としてまず考えられるのが骨折です。何かに強くぶつけたりしていなくても、疲労によっても骨は折れてしまいます。例えばランニングやジャンプ運動などにより繰り返し足に負担をかけることによって、疲労骨折を起こすことがあるのです。
足の甲の骨である中足骨は5本あり、それぞれが足の指につながっています。このうち、母趾の隣である第2中足骨と、その隣の第3中足骨が折れることが多く、無理をすると歩くのも困難になってしまいます。
普段からスポーツをしているなどの心あたりがある場合は整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらいましょう。
腱鞘炎・捻挫
足の甲の痛みの原因として多いのが、足に合わない靴を長時間履き続けることによる腱鞘炎や足をひねったりすることで、じん帯が伸びたり切れたりしてしまう捻挫です。
腱鞘炎の場合は、まず自分に合った靴を選ぶことが大切です。捻挫の場合はテーピングで固定し、炎症が治まるまで冷やすことが効果的です。
いずれにしても痛みが長引く場合や、痛みが強い場合はすぐに病院で診てもらうことが大切です。自分だけで判断せずに、早めに専門医に診てもらいましょう。
足の甲の痛みと腰痛
腰痛
腰の痛みが影響して足の甲に痛みが出ることがあります。腰の痛みを軽減するために腰をかばった不自然な歩き方などをしていると、足の甲に負担がかかってしまうことはよくありあります。この負担が痛みとして出ているのかもしれません。
坐骨神経痛
腰痛を伴うことが多く、熱を持ったような痛みが足の甲にある場合は、坐骨神経痛が考えられます。坐骨神経とは骨盤の内部から太ももを通り、足の先まで続く太くて長い神経です。
この神経のどこかで圧迫されたり、刺激されたりという障害を受けることで、腰やお尻、下肢、そして足の甲に痛みが出ます。痛みのほかにしびれの症状が出ることもよくみられます。
この場合整形外科を受診し、レントゲンなどの画像診断の他に専門的な検査で、治療していく必要があります。
足の甲の痛みと病気
痛風
足の甲、そして足の指に強い痛みを感じる場合は、痛風の症状かもしれません。
痛風は尿酸が身体にたまり、それが針のような結晶となり、関節炎をともなう発作を起こす病気です。「風が吹くだけでも痛む」と言われるほどその痛みは強烈で、発作的な症状が出るために痛風発作と呼ばれます。
痛みを感じてから24時間以内にピークを迎えることが多く、患部も赤く腫れますが、3日から10日ほどで痛みも腫れもしだいに治まります。
再発
痛風は数日で痛みが治まることが多いですが、何の治療もせず放置しておくと再び同じような発作を起こすことになり、その間隔も徐々に短くなってしまいます。
痛みの症状が痛風かも?と思う場合は、早めに内科を受診し、血液検査と尿検査を受けましょう。
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