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口臭の原因は舌が半分以上を占めている!舌苔とは?予防するには?


口臭の原因として舌の汚れは無視できません。口臭の原因というと歯周病や歯垢(プラーク)が思い浮かびますが、これらよりも舌に原因があることを知り、予防をしましょう。

そこで、口臭の原因の多くが舌が占めている理由と舌の汚れである舌苔とはどういったもので、どのように予防すればよいのかについて紹介します。

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口臭の原因は舌が5割以上

口中の細菌が最も多く生息

口臭の原因は舌が一番なのですが、歯周病や歯垢(プラーク)が原因の一番だと思っている人が多いです。確かに歯周病になったり、歯垢が残っていると口臭の原因となります。しかし、それよりも舌が原因となって口臭を発生させていることの方がはるかに多いのです。

口臭の原因は舌が実に5割以上を占めています。6~7割が舌に原因があるとも言われています。口臭は口中の細菌が唾液や細胞、食べカスに含まれるタンパク質などを分解して増殖することで揮発性硫黄化合物というものをたくさん作ってしまい、強烈な臭いを発します。ニオイの元となる口中の細菌が最も多く生息している場所が舌なのです。

お尻よりも汚い

舌は口中の細菌が最も多く生息し、その数は億を超えます。舌に生息している細菌の数は、実は肛門にいる細菌よりも多いのです。なので「口の中はお尻よりも汚い」なんてことも言われます。

舌にある細菌の数が増えると苔ができてしまいます。これが舌の口臭の原因となるもので「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるものです。

口臭の原因となる舌苔とは?

白い汚れ

口臭の原因となる舌苔とは、舌の表面に付着している汚れのことです。舌を鏡で見た時に白くなっていることがあると思います。特に朝起きたときはなっているのが普通です。寝ている間に菌が繁殖しているからです。

舌の表面に付着しているものは、細菌や食べカスなどであったり、舌自体の上皮や口の中の上皮が剥がれ、溜まったものです。舌の細胞は空気中に数秒触れるだけで白っぽく変色するため、舌に付着したものは白くなっているのです。

舌苔ができる原因

舌苔ができるのには上記のほかにも原因があります。口呼吸の人は舌苔ができやすいです。口呼吸の人は口内が乾燥しやすいので菌が繁殖しやすいからです。

また、唾液が少ないと細菌が舌に溜まりやすくなるので舌苔ができやすいです。ほかにも病気やストレス、加齢による内臓の弱体化などでもできてしまいます。


舌苔ができないように予防するには?

しっかりと歯磨き

まずはしっかりと歯磨きをすることです。口の中を清潔にし、菌の繁殖をさせないことが大切です。

また、乾燥させないことも大切ですので、こまめに水分の摂取をし、口内を潤すようにして、細菌を洗い流しましょう。

鼻呼吸に変える

舌苔ができる人は口呼吸をしていて、口内が乾燥しやすくなっていることが多いので、鼻呼吸に変えることが大切です。

また、あまりにも気にし過ぎるのも禁物です。舌苔がストレスになっているとさらに唾液の分泌が悪くなり、余計に口内が乾燥するという悪循環になるからです。

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