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赤面症で汗かきの原因と手術・漢方による対策とは?

sekimen

赤面症ですぐに顔が赤くなって困るのに、さらに汗かきでもある。
こういう方は多いのではないでしょうか?

赤面症は十分に解明されていない面もあるのですが、
交感神経の働きが異常に活発になることが多く、
これが汗かきに繋がっていると考えられています。

赤面症で汗かきの原因となる交感神経の働きと
手術・漢方による対策方法をご紹介します。

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赤面症で汗かきの原因


赤面症と汗かきには強い関連があります。
赤面症の原因として考える要素のひとつに
交感神経との関係があります。

交感神経のバランスの乱れによって体温が上昇し、
汗がでるようになります。

赤面症で汗かき(多汗症)という人は多いのです。
赤面症は体が緊張状態になった時などに症状が
表れることが多いです。

人前に出ることや初対面の人と会話をすること、
人見知りの方が発症しやすいです。

緊張して汗をかく人は多いですが、赤面まではしないものです。
交感神経のバランスの乱れが大きいからだと考えられています。

交感神経のバランスの乱れによって体温が上昇する際に
何故赤面してしまうからは緊張からきていると考えられていますので、
緊張しないようにリラックス出来るようにしていかなければ
改善しません。

赤面症は完全には解明されていません。
精神的なものが要因となって赤面症を発症されていると
言われていますので完治させる薬というものなどもありません。

手術で改善


赤面症で汗かきを完治させる薬というものはありません。
ただ、赤面症の発症には、交感神経のバランスの乱れが
大きく影響しているということがわかっています。

そこで、有効な治療方法として、交感神経の機能を抑えるために
第二交感神経節を切除する手術で改善する方法があります。

この手術は「胸部交感神経遮断手術」といって、
元々は多汗症の治療方法としておこなわれているものです。

この手術で発汗を抑えるとともに赤面症も防ごうというのです。
この手術によって90~95%は回復するといわれています。

しかしその一方では、あまり効果がなかった
という人がいるのも事実です。

赤面症は精神的なものが要因となって発症されているものです。
なので、手術をおこなっても心に問題がある限り、
完治は難しいと指摘する専門家もいます。


自律神経を整え改善する漢方


赤面症で汗かきの改善に手術は有効な手段ですが、
精神的な影響が大きい症状のため、
手術しても完治しない場合があります。

また、手術に抵抗感がある方も多いと思います。
そこで日常的に取り入れられる方法で対策する方法として、
交感神経を整え、改善する漢方を紹介します。

赤面症を改善するには、交感神経のバランスの乱れが
大きく影響しているので、緊張状態をできるだけ抑えることが重要です。

赤面症に効果があるといわれている漢方に
「半夏厚朴湯」(はんげこうぼくとう)というものがあります。

精神を安定させる効果があると言われています。
緊張や不安を和らげ、動悸の高まりを抑える効果がある生薬です。

それと「紫胡加竜骨牡蛎湯」(さいこかりゅうこつぼれいとう)と
いうものがあります。

こちらは高血圧の治療に役立つ薬として広く知られていますが、
赤面症に対しても効果があるといわれており、
使用している人が増えています。

漢方の効果はゆっくりと現れるため、
時間をかけて効果を待つことが必要となります。

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