骨盤の歪みを矯正するストレッチとは?骨盤の歪みの原因と自覚症状
骨盤の歪みは矯正しましょう。
ストレッチで矯正していきましょう。
骨盤は上半身を支えてくれる重要な骨です。
下半身に力を左右にバランスよく逃す役目もしてくれています。
骨盤は背骨から続き、中央に位置する仙骨(せんこつ)・仙骨の下に続く尾骨(びこつ)・左右の寛骨(かんこつ)の3つで構成されています。
仙骨と寛骨は完全に癒着しているわけではなく、この接合部のズレが骨盤のゆがみにつながります。
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骨盤が歪んでいると姿勢が悪くなり、下腹が出てしまいます。
O脚にもなるし生理不順や便秘、冷え性など様々なことが起こる原因となります。
そこで、骨盤の歪みを矯正するストレッチについて紹介します。
また、骨盤の歪みの主な原因と歪んでいる可能性がある時の自覚症状についても紹介します。
骨盤の歪みを矯正するストレッチ
骨盤をほぐすストレッチ
骨盤の歪みを矯正するストレッチをおこなう前にほぐすストレッチをおこないましょう。
まず仰向けに寝て、足をカエルのようなポーズ、足の裏と裏を合わせてヒザを開いてください。
この時、背中や足が床から浮かないように意識しながら、30秒程ヒザを開いて下さい。
今度は仰向けのまま、足を外側へ折り曲げてローマ字の「W」のようにします。
これも床から足が浮かないよう意識しながら、30秒程おこなってください。
太ももの前辺りに痛みを感じる方も多いと思いますが、「痛気持ち良い」くらいの強さでおこなってください。
骨盤をまわすストレッチ
立った姿勢で足を肩幅に開いてください。
両手を腰に当てて、時計回りにぐるぐると腰を10回ほど回してください。
この時、骨盤を意識しながら回すようにしましょう。
終わったら今度は反時計回りで同じく骨盤を意識しながら回してください。
次に数字の8、無限大∞の形に腰を右回り、左回りと各10回ほど回してください。
骨盤全体の歪みを矯正するストレッチ
仰向けに寝て、両ヒザを曲げて、お尻から背中を浮かせた状態を20秒間維持してください。
足を降ろしたら、両ヒザを曲げて腕で抱え込み、体をゴロンゴロンと前後にゆっくりと揺らしてください。
足を降ろしたら、足裏を床につけたまま両膝をつけたまま立ててください。
両足をゆっくり左右どちらかに息を吐きながら倒してください。
この時、肩が床から離れないようにしてください。
今度は息を吸いながらゆっくり足を戻し、反対側に同じように倒してください。
骨盤の歪みの主な原因
骨盤の歪みの原因には、様々なものがあります。
その中で主な原因は考えられるのは、普段の生活や動作に関するちょっとした癖による場合が多いです。
- 気が付くと片足に重心をかけて立っている
- 座るとつい足を組んでしまう
- 座るとつい猫背になってしまう
- パソコン等の操作をする時、体が片寄った姿勢になってしまう
- 正しい姿勢でも座り続けている
- 横向きで寝ていて、就寝時間がバラバラで眠りの質も悪い
- カバンはいつも同じ方向で持っている
- 靴はいつもかかとが高い物を履いている
このようなちょっとしたことが骨盤に負担をかけてしまい、骨盤の歪みの主な原因だけではなく、骨盤から足や腰、背骨、肩、首などにも負担がかかり、いろいろなトラブルが起きてしまうのです。
骨盤の歪みと自覚症状
骨盤に歪みが起きている場合、様々な症状が起こります。
自覚症状として以下の様なことが思い当たるのでしたら、骨盤が歪んでいる可能性があります。
- 体をまっすぐに保てなく、どちらかにバランスを崩している方が楽
- 片足の力が入りにくい、左右同じ力が入らない
- 前屈をするのがつらい、もしくはやりにくい
- 長く歩くのがつらい、すぐに疲れる
- 常に腰や背中に痛みがある
- ちょっとしたことですぐに腰痛になる
- 痛めたりしていないのに足首やヒザ、股関節に痛みを感じる
- 寝る時に横向きで眠ってしまい、起きたとき体が強張っている
- 出産してから腰痛に悩まされている
このような自覚症状があるのでしたら、骨盤の歪みを矯正するストレッチを毎日おこなうようにしましょう。
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