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癌の初期症状の特徴とは?女性特有の4つの癌になりやすい人とは?


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癌は日本人にとっては死亡の原因として一番多い病気です。

高齢の方ほど癌になりやすいですが、女性特有の癌は若年化が進んできています。

20代で癌になる方が増えているのですが、癌は若いとそれだけ進行のスピードが早くなるという厄介な病気です。

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そのため初期の段階で発見することが重要となってきます。

そこで、女性特有の癌である乳癌、子宮体癌、子宮頸癌、卵巣癌の初期症状の特徴となりやすい人について紹介します。

乳癌の初期症状となりやすい人

 

初期症状

女性特有の癌である乳がんは年々増加傾向にあります。
現在では日本人女性の15人に1人の割合で乳癌になっている状況です。

しかし、早期発見すれば治癒する確率も高くなる癌です。


乳房にしこりや異物感を感じる

これで気付く方がほとんどです。

しこりが一番できやすいのが乳房の外側の上部で、次に乳房の内側の上部となり、次が乳房の外側の下部と続きます。

月に1回とか数週間に1回などと自分で決めて、乳房の形に異変がないか、しこりに触れることがないかを意識して定期的にチェックする習慣を付けるようにしましょう。


乳房にひきつれを感じる

ひきつれとは、腫瘍が皮膚を引っ張っていることです。
ひきつりの中心にしこりがあると乳癌の疑いが高くなります。

手を挙げた時に、ひきつれを自覚することが多いです。


乳首から血性の分泌物

定期的に乳頭を絞ってみてください。
この時、血性の分泌物が出てくることがあります。

これは乳管内にがんがあるためです。
至急お医者さんに診てもらいましょう。

ほかにも乳房にむくみや腫れがあったり、凹みがあったり、ただれていたり引きつったりしていないか、脇の下にしこりや異物感を感じる、このような事があるようでしたら、乳癌を疑い、一度診てもらうようにしましょう。

なりやすい人

乳癌は遺伝要因が関係する癌だといわれています。

自分の母親や姉妹で乳癌になった方がいるのでしたら、早急に検査をしてください。

ほかにも以下のような方は注意が必要です。

  • 母親や姉妹で乳癌になった方がいる
  • 初潮が早かった
  • 閉経が遅かった(55歳以降)
  • 初産が30歳を過ぎていた、もしくは出産経験がない
  • 肉や脂質を好み、野菜をあまり食べない食生活をしている

これらに当てはまる方、乳癌になりやすいと言われていますので、注意が必要です。

子宮体癌の初期症状となりやすい人

 

初期症状

子宮体癌は子宮内膜癌とも呼ばれています。

年間約10,000人の方が罹っているといわれている子宮の内側にある、子宮内膜から発生するがんのことです。

乳癌同様に早期発見すれば治癒する確率が高くなる癌です。


月経不順、不正出血

子宮体癌の初期症状で一番多いのが、月経不順や月経期以外の時期の出血です。

また、おりものの量が増えたという場合も子宮体癌の初期症状である可能性があります。


生理以外の不正出血がある

閉経したにもかかわらず、少量ずつ長く続く出血がある場合は、ホルモンバランスの乱れであることが多いですが、子宮体癌の可能性があるので、早急に診てもらうようにしてください。


下肢の浮腫や痛み

子宮体癌の症状が進行してくると下肢の浮腫や痛みが起きます。

下腹部痛や排尿障害を起こすこともあります。

なりやすい人

子宮体癌はホルモンバランスが関係してきます。

女性の方は、人生の中で一番ホルモンバランスが崩れる閉経期になりやすい癌が子宮体癌なのです。

ほかにも以下のような方は注意が必要です。

  • 初潮が早かった
  • 閉経が遅かった(55歳以降)
  • 月経不順が起こりやすい
  • 高血圧や糖尿病を発症している
  • 出産経験がない
  • 太っている
  • ホルモン薬を服用している


子宮頸癌の初期症状となりやすい人

 

初期症状

子宮の入り口部分に発症するがんで、性交渉の経験がある女性なら誰にでも発症のリスクがあります。

20代に多いのも特徴で、20代のがんによる死亡原因の第1位となっています。

早期発見すれば治癒する確率が高くなります。


不正出血

生理日以外であったり、性交時に出血が見られたり、おりものの量が増えたりします。

しかし、この症状は子宮頸癌でなくても起こります。

ストレスでも起こってしまう症状なため、見過ごしてしまうリスクが高いので注意が必要です。


おりものに異臭

おりものの量が増えるだけではなく、がんの組織が壊死して腐敗菌が繁殖するため、異臭が伴います。

また、骨盤に痛みを感じる方もいます。

なりやすい人

全女性の8割程度が感染していると言われている、ありふれたウィルスであるヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頸癌の一番の原因です。

よって性交渉をする人であれば、誰もが子宮頸癌になる可能性があるということになります。

ほかにも以下のような方は注意が必要です。

  • 出産回数が多い
  • ピルを使用している
  • 肉や脂質を好み、野菜をあまり食べない食生活をしている
  • お酒をよく飲む
  • たばこを長期間吸っている
  • 太っている

卵巣癌の初期症状となりやすい人

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初期症状

卵巣癌は、自覚症状を伴わない状態で癌が進行していくタイプのがんです。

ハッキリと異常を自覚する頃には、卵巣癌がある程度進行してしまっていて、悪化していることが多いです。


腹部の痛みや膨満感

卵巣癌によって卵巣が圧迫されることで、腹部の痛みとしてあらわれることがあります。

膨満感は、なんとなく腹部が張っているという程度なことが多いため、卵巣癌だと気がつくことはほとんどありません。

便秘などの便通異常になることも多いですが、卵巣癌でなくても起こる症状なため、卵巣癌の初期症状だとはなかなか気が付きません。


頻尿

卵巣が腫れるので、膀胱が圧迫されます。
その影響でトイレが近くなる、頻尿になります。

この症状も女性の方に多い、膀胱炎でもみられる症状のため、卵巣癌に結びつかないことが多いです。


生理以外の不正出血

子宮体癌や子宮頸癌でもみられる不正出血は、卵巣癌でもみられます。おりものの量が増えたり、不正出血がある場合は癌を疑いましょう。


下腹部にしこりを感じる

卵巣は大きさが親指くらいなため、癌によって腫れていても、周辺の臓器等に影響を及ぼすことが少ないです。

そのため自覚症状がないわけですが、反対に下腹部にしこりを感じるようでしたら、かなり癌が進行してしまっている可能性があります。

なりやすい人

年齢では40・50代の方が多いですが、10代でもなりますし、赤ちゃんでもなります。
2歳でなり片方の卵巣を全摘出した赤ちゃんもいます。

どの年代でも注意が必要な癌だと言えます。

ほかにも以下のような方は注意が必要です。

  • 太っている
  • お酒をよく飲む
  • たばこを長期間吸っている
  • 肉や脂質を好み、野菜をあまり食べない食生活をしている
  • 閉経後にホルモン療法を受けている
  • 排卵誘発剤を服用している
  • 血縁者に卵巣がんを発症した人がいる

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