足の指がしびれるのは病気の初期症状の可能性があります

足の指がしびれる場合には、いくつかの病気の可能性があります。

足の指は、様々な病気の初期症状としてしびれ、もしくは痛みを起こすことがあります。慢性的にしびれを感じているようなら、早めに診てもらうようにしましょう。

また、足の指のしびれは、命に関わる病気の前兆として症状が出ている可能性もあります。そこで、足の指がしびれる場合に考えられる主な病気について紹介します。

動脈硬化
足の指のしびれが歩いていると強くなる場合には、動脈硬化が起きている可能性があります。ですから、早めに循環器科で受診してもらうようにして下さい。

動脈硬化によって、高血圧になったり、脳血管疾患や心疾患になったりし、最悪の場合は心臓が停止してしまい、命を落とします。たかが足のしびれと侮ってはいけません。

ストレス
精神的に不安定な時に足の指にしびれを感じるようなら、精神的なストレスによって血管が収縮されてしびれを起こしているのかもしれません。

このような場合には、夜は早めに寝るようにして、睡眠を十分とるようにしましょう。また、適度な運動をして、ストレスに強い身体作りを心がけましょう。また、受診先は精神科が良いです。場合によっては、精神安定剤を処方してくれて、気持ちを楽にしてくれます。

糖尿病
足の指のしびれが広がっていく場合は、糖尿病が原因と考えられます。高血糖によって体の先端の神経の働きが鈍くなってしまい、しびれが出ている可能性があります。元々血糖が高い方でしびれが出ているのでしたら、糖尿病を疑ってみましょう。

専門医に
高血糖で足の指にしびれが慢性的に出てきたら、一度糖尿病専門医に診察してもらうのが良いでしょう。糖尿病で怖いのは、糖尿病そのものではなく、糖尿病によって引き起こされる合併症です。

糖尿病は、血管が蝕まれる病気なので、目の毛細血管に障害が出れば、失明の危険性があります。また、腎臓の血管にダメージがあれば、透析治療となります。また、足が壊死すれば、切断しなければなりません。

もし、糖尿病になっていたら、合併症にならないようにひどくならないうちに進行を食い止める必要があります。

脳が壊死
足の指のしびれだけでなく、感覚の異常も感じられる場合は、脳神経外科を受診しましょう。脳の中の血管が詰まり、脳の一部が壊死している可能性があります。

脳梗塞を起こすリスクも考えられます。脳梗塞を起こる時は、突然発症し、数分から数時間で急速に症状が進みます。その前兆として足の指のしびれと感覚の異常が起きているかもしれません。

すぐにでも受診
脳の中の血管が詰まることは命にも関わることですし、助かっても後遺症が残る可能性もあります。すぐにでも受診して適切な治療をする必要があります。

場合によっては、すぐに入院して治療開始となる可能性もあります。とにかく、突然、倒れないでしびれを感じているだけでいるだけでも今は良いと考えて下さい。まだ、ひどくならないうちに治療を開始すれば後悔しないですむようになります。

足の指にしびれを起こした時には、たかがしびれと甘くみないことが大切です。たかがしびれと思わないで、重大な疾患のサインかもしれないと考えましょう。しびれが続くようなら病院に行ってまずは検査をしてもらいましょう。

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