足の指が焼けるように熱い!バーニングフィート症候群とは?
足の指が焼けるように熱い、このような症状が就寝前やふとした瞬間にある場合は要注意です。
一過性のものだろうと放っておいてしまう方が多いのですが、実は身体の不調を訴えるサインなのです。
足の指が熱くなり、眠れないのはバーニングフィート症候群かもしれません。そこで、バーニングフィート症候群の原因について紹介します。
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足の指が熱くなる病気
夜に多い
足の指が熱くなってしまう病気を、一般的にバーニングフィート症候群と呼びます。バーニングフィート症候群は「灼熱脚症候群」という言い方もされます。
比較的最近、知られるようになったもので、足の指だけでなく足首から下が熱くなってしまうことが多く、特に夜に起こりやすいとされています。
受診は何科?
足の指が熱くなる程度で痛みなどがないため、放置している人も多いと言われるバーニングフィート(灼熱脚)症候群。
調べてもらうには原因が様々なので、何科を受診すればよいか悩むところです。まずは脳神経内科があるのでしたら、受診して相談されるのが良いでしょう。
足の指が熱くなる原因
体温調節
足の指が熱くなるバーニングフィート(灼熱脚)症候群の原因はいくつかあります。まずは、体温調節が上手くいっていない場合に起こります。
熱中症や日射病になってしまった際には、身体の末端から熱を逃そうとしますので、足の指などを含めた末端の箇所が異常に熱を持ってしまうのです。平行して脱水症状を起こしてしまうこともありますので注意が必要です。
筋肉疲労
筋肉が疲労している場合にも足の指が熱いと感じることがあります。一日中立ち仕事をしていたり、激しい運動を行った日などに症状が出てしまうのです。
血行不良による足のむくみでもありますので、とにかく疲れを癒すことが大切です。同時に微熱を発生することもあります。
ホルモンバランス
ホルモンバランスの崩れによって足に熱さを感じることもあります。甲状腺機能の低下によって起こるもので、血液中のホルモン濃度が低くなり、それに伴い身体全体の新陳代謝が悪くなるのです。更年期障害の症状の一つでもあります。
足の指の熱さはもちろんのこと、身体のだるさや微熱などを感じることもありますし、体重の増加や声のかすれなどといった他の症状も多発します。一般的に、薬を処方して貰うなどしてゆっくりと治療していきます。
足の指が熱くなるのは糖尿病?
足の指が熱くなるバーニングフィート(灼熱脚)症候群だと血糖値が高くなることから糖尿病のサインであるということも考えられます。身体の末端が熱くなるのと同時に、しびれや感覚が鈍るという症状も出てくるため、早急に医師の判断を仰ぐことが重要です。
足の指が熱くなるのと反対に異常に冷たく感じたりすることもあります。症状が進みますと、末端の感覚がなくなってしまいます。
足の指が熱くなるのは足根幹症候群?
足の指が熱くなるのは足根幹症候群という病気である可能性も否定出来ません。足根幹症候群は、足にある足根管というトンネルの中を通る神経が圧迫されて起きる疾患です。
主な原因は、足を酷使することによって起こるのですが、足の指を中心として熱いような感覚と共に鋭い痛みが走ります。時間が経つことによって治る場合もあるのですが、悪化した状態ですと通院が必要になることもあります。
足の指が熱くなるのは脚気?
足の指が熱くなるのは脚気(かっけ)と呼ばれるビタミンB欠乏症による場合もあります。足の指が熱くなるほかに下半身の倦怠感や動悸、息切れといった症状がみられます。
昭和初期まで多くの死者を出した疾患ですが、今はほとんどみられなくなっています。しかし、食生活の偏りにより最近増えてきていると言われています。脚気になり、症状が進行すると心不全を起こすこともあるので、気になるようでしたら一度病院で診てもらったほうが良いでしょう。
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