近視は遺伝するの?進行する原因と防止するには
近視の原因というのはよくわかっていないことが多いです。
遺伝や環境が影響しているとも言われています。
勉強や読書、パソコンなどのモニターを見ることを長く続けていると、当然ですが目が疲れ、好ましくないのですが、こういったことが近視の原因になるかどうか、はっきりした証明はありません。
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近視とはどういう状態で遺伝するものなのか?
近視になる原因とそれを防止するにはどうすればよいのかを紹介します。
近視とはどういう状態?遺伝するの?
近視とはどういう状態かというと、遠くの物が見えづらくなるということです。遠くを見た時、ピントが合わない状態になっているので、物がぼんやりと見えてしまうという屈折異常の状態になっているのです。
近視は目だけの問題ではなく、糖尿病などの内科的な病気が原因で起きていることもあります。
視力が落ちたと感じたら放っておかないで、一度眼科を受診した方がよいでしょう。
視力が落ちたのか病気なのかは自己判断しない方がよいでしょう。
近視は親が近視の場合、お子さんが近視になる可能性は比較的高いです。
民族間での近視発生率の違いなどがあるので、遺伝的な要素が複雑に絡んでいると考えられます。
特定の遺伝子の欠損が近視に関連しているのではないかとも考えられていますし、目の周りの結合組織などの弱さといったことも近視の原因となり、これも遺伝的要素といえます。
もちろん、遺伝だけではなく、後天的な物も大きな要因になるので、原因が遺伝ではない近視になった方も多くいます。
近視になる原因とは?
近視になる原因として遺伝と環境要因が主なものだと考えられています。
強い近視は遺伝による影響が大きく、軽度の近視では環境要因が強いと考えられていて、この2つが関与している場合もあります。
近視になる原因として考えられているのは、遺伝的因子にもっとも影響を受けていると考えられています。
両親共に近視の場合、お子さんが近視になるリスクは、両親共に近視でない場合と比較すると8倍とも言われています。
親のどちらかだけが近視の場合、お子さんが近視になるリスクは、両親共に近視でない場合と比較すると2倍と言われています。
そして環境要因としては、田舎より都心の方が早く進行し、勉強や携帯ゲーム、漫画など近業作業を長時間するほど早く進行します。
反対に外で遊ぶことが多く、運動をするなどして太陽光を浴びることで近視の発症が抑制されることもわかっています。
日本という環境では近業作業を長時間強いられる学童期の子供たちは、どうしても近視化する傾向があります。
近視の進行を防止するには
近視の進行を防止するには、どうしたら良いのでしょうか?
まず、環境要因の見直しをしていきましょう。
勉強や仕事の時などの姿勢を正して、薄暗い場所での作業は避けてください。
勉強や仕事をする場所の照明は300ルクス以上の明るさにしましょう。
それに作業などをしない普段生活しているリビングなどでも努めて照明は明るくしましょう。
パソコンのモニターなどを見ることが多い方は離れて作業をする習慣をつけましょう。
また、生活習慣を見直すことによっても、近視の進行を防止できると考えられています。
バランスの悪い食事は目には良くありません。睡眠不足も良くありません。
栄養素をバランスよく摂取し、睡眠を十分取ることは、目を休息させることになりますから近視の進行を防止するにはとても大切です。
このようなことを気をつけて、近視の進行を防止するようにしましょう。
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