背部痛の原因 内臓の病気ではない背部痛の主な原因とは?
現代人の約9割の人が背部痛の持ち主だといわれています。
ほとんどの人が持っている背部痛というのは、動けなくなるほどの激痛
ではなく、背中がちょっと張っているとか、なんとなく背中が痛いという
レベルのものです。
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背部痛は内臓の病気のサインとして出ることもありますが、ほとんどの
人が持っている背部痛というのは、内臓の病気ではない背部痛です。
その主な原因について紹介します。
最も多い背部痛とは?
背部痛は色々な原因によっておこります。
内臓の病気のサインとして出ることもあり、右の背部痛は、主に
肝臓・胆のう・十二指腸などの病気が疑われ、左の背部痛は、
すい臓の病気が考えられます。
ただし確定的な病気の診断には、もちろん検査が欠かせません。
背部痛の原因として多いものは内臓の病気によるものではありません。
最も多いのが、筋筋膜痛症候群といわれるものです。
これは急性の筋肉の障害や筋肉の使い過ぎが原因で、筋肉内に硬い
しこりのような部分ができる症状のことです。
一般的には凝っている状態や筋肉痛のことです。
老化現象や姿勢による背部痛
筋筋膜痛症候群、いわゆる凝っている状態や筋肉痛の次の多いのが
老化現象によるものと姿勢によるものです。
軟骨は人間の体で最も老化が早い骨です。
最も大きい軟骨は背骨の軟骨です。
ここが老化によって痛みがでることがあります。
酷くなればヘルニアや骨の変形もみられ、神経を圧迫してしまいます。
一定の姿勢を繰り返ししていることが原因で背部痛を起こしている人も
少なくありません。
デスクワークをしている人はどうしても前かがみの姿勢をとることが
多くなりますし、プロゴルファーはスイングをする姿勢、
体をねじる姿勢をとることになります。
このような同じ動きばかりを繰り返していることによって、
背部痛を起こすことがあります。
精神的ストレスによる背部痛
背部痛は精神的ストレスによっても多くおこっています。
ストレスが原因で睡眠が浅くなることはよく知られているのですが、
睡眠が浅いと、疲れが翌日に残ってしまいます。
これが蓄積されてくることによって、内臓に負担がかかり、やがて筋肉の
状態も不安定になります。
その結果、不安定な筋肉が背骨を歪め、背部痛の原因になっている
と考えられています。
精神的ストレスによって背中が痛いということはよくあることなのです。
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