寝起きの立ちくらみの原因とは?間違った改善法をしている?
朝だ!と思って起き上がろうとしたら、立ちくらみがして、しばらく
動けないなんて経験はありませんか?
人によっては毎日のように経験している人もいるでしょう。
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寝起きに立ちくらみがするのは病気なのでしょうか?
寝起きの立ちくらみの原因とは何なのか、また間違った改善法を
している人が多い寝起きの立ちくらみについても紹介します。
立ちくらみの原因
寝起きの立ちくらみは病気によるものではないことがほとんどです。
一番多い原因は、三半規管が反応できないことによって起こる
立ちくらみです。
まず、寝起きというのは、からだのいろいろなところがすぐには正常に
機能しないことがあります。
からだのバランスを司っている三半規管もそのひとつで、ここが反応
できないというのは一番多い症状です。
これは病気とかではないので、寝起きに急に起き上がろうとせず、
ゆっくりと起き上がれば、立ちくらみを回避することができます。
低血圧で立ちくらみ
血圧の低下が原因で、寝起きの立ちくらみを起こす人もいます。
私たちは寝ている姿勢から急に起き上がろうとすると、脳の血液が
一瞬だけ不足して、低血圧の状態を作り出しています。
そのため立ちくらみを起こすのです。
この症状は寝起きだけではありません。
座っている状態から急に立ち上がろうとしても起こす場合があります。
低血圧の人は立ちくらみを起こしやすいということになるので、
急に起き上がったり、立ち上がろうとする時は、ちょっと注意するように
こころがけましょう。
また、ご自身が低血圧だということを把握していない人も多いです。
病気なわけでもないですし、日常生活に支障がでているわけでもない
ため自分が低血圧である事を認識していない人が多くいます。
寝起きに立ちくらみをすることがあるのなら低血圧かも知れませんよ。
起立性低血圧とは?
寝起きに低血圧で立ちくらみを起こす原因についてもう少し詳しく紹介
します。
寝起きに低血圧で立ちくらみを起こしている人は、血圧の上の値が
20以上の下降していると言われています。
このような状態になる低血圧を起立性低血圧といいます。
起立性低血圧とは、寝起きに下半身に血液が溜まってしまい、
脳へと供給される血液の量が少なくなることで起こります。
普通であれば、寝起きに下半身の静脈が瞬時に収縮して、体の中を
循環して心臓に戻っていく血液の量と心臓から出ていく血液の量を
バランスよくしているので、寝起きでも立ちくらみを起こすことなく
起き上がれるわけです。
起立性低血圧の人は、これができていないのです。
間違った改善法をしている?
寝起きの立ちくらみの原因は低血圧によるものが多いです。
しかし、特に女性の人は貧血の人が多いので、原因が低血圧ではなく
貧血によるものである可能性があります。
間違って低血圧の改善をしても貧血が原因なら改善されません。
その反対に低血圧が原因で、寝起きに立ちくらみをしているのに、
貧血のせいだと思って貧血の改善をしている人も多いのです。
血液検査で赤血球やヘモグロビンの数値がわかるので、ご自身の
寝起きの立ちくらみはどちらなのかを把握して、間違った改善法を
しないようにしましょう。
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