夜中にトイレに行きたくなってしまう20代でも起こる原因とは?
夜中にトイレにまだ20代なのに頻繁に行きたくなって目が覚めてしまう。不安や緊張で夜中、しっかり休めないという方が増えています。
トイレに行きたくなって夜中に目が覚めてしまう症状というと、高齢になってからの症状に思えますが、実はそうでもありません。
そこで、夜中に頻繁にトイレに行きたくなってしまう20代でも起こる原因について紹介します。
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20代なのに夜中にトイレに行きたくなるのは
膀胱炎
夜中にトイレに頻繁に行きたくなるのは高齢になるとよくみられる症状ですが、20代という若さでみられる原因として最も多く、女性に多いのが膀胱炎です。
膀胱炎と一口に言っても、急性膀胱炎、慢性膀胱炎など他にも種類があります。急性膀胱炎の発症を繰り返していると、慢性膀胱炎となり、頻尿の原因となります。
そのため、既に膀胱炎を発症している場合は早期治療を、発症していない場合でも普段から予防を心がけた生活をすることが大事になってきます。
ストレスで夜中にトイレに行きたくなる
膀胱炎は一般的に、尿道を通った細菌などから感染して発症に至ります。免疫が正常に働いている場合は、多少の細菌があっても尿と一緒に排泄してくれるので、炎症を起こすことはありません。
しかし、疲労や体調がすぐれないときには、免疫力が低下しているために普段であれば発症しない炎症を起こしてしまうのです。免疫力を下げる原因の一つにストレスもあります。このストレスが、頻尿に関して大きな問題となります。
ストレスを抱えていることで、精神的にすぐれずに免疫力の低下に繋がり、そこから膀胱炎を発症することもあります。膀胱炎によって、20代や30代であっても夜中にトイレに行きたくなってしまい、よく眠れていないという方も多いのです。
夜中にトイレに行きたくなる神経性頻尿
神経性頻尿とは?
20代という若い年代でも夜中にトイレに行きたくなってしまう原因として、膀胱炎の次に多いのが神経性頻尿です。「心因性頻尿」とも言われます。
神経性頻尿は、膀胱の機能は正常かつ、尿にも何の問題もないにも関わらず、何度もトイレに行きたくなるという病気です。オシッコを我慢したり、何度もトイレに行ったりしてしまうなど、些細なことでも尿に関する恐怖心が植えつけられることによって、突然発症します。
神経性頻尿かもしれない時は
神経性頻尿はストレスが大きく関与しますので、若い世代である20代でも夜中にトイレに行きたくなる原因となるものです。普段からストレスをためない、うまく解消出来るような生活を目指しましょう。
しかし、頻尿になる病気はたくさんあるので、決めつけないで、まずはどれくらいの回数トイレに行っているのかを記録して、お医者さんに相談するようにしましょう。
夜中にトイレに行きたくなる前立腺
男性に多いもの
20代や30代という若い年代で、夜中にトイレに行きたくなってしまう、男性で一番多い原因となるものがして前立腺に関するものです。
前立腺肥大という病気をテレビなどのメディアで聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。そのイメージから、こちらも高齢の方の病気と思いがちですが、20代であっても発症する可能性は十分にあります。
前立腺炎
男性が夜中にトイレに行きたくなる原因として前立腺炎という病気があります。これは膀胱炎と同じように、多くが尿道を通った細菌などが前立腺で炎症を起こすことで発症します。
この病気は、免疫力の低下も関与しますが、その他にも長時間のデスクワークや運転など、前立腺が圧迫された状態に長く置くことで発症することもあります。そのため、前立腺肥大以上に20代や30代といった若い男性でも発症しやすい病気と言えます。
頻尿となる原因は様々ですが、何らかの要因があるのは明らかです。夜中、トイレに起きるのが気になる方は、一度病院に行ってみることをお勧めします。
>>夜中にトイレに行きたくて目が覚めてしまう7つの原因とは?
>>夜中のトイレに30代が起きてしまうのは病気かも?5つの原因とは?
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