糖化とは?40代から本格化する糖化を防ぐ食生活の方法
糖化はすでに20代から始まり、40代で本格化してきます。
体にとっては良くないことですが、私たちが生きている以上糖化は起こっています。
病気になったり、老化現象とも深い関係があり、40代から本格化する糖化とはどういったもので、糖化が起こるとどうなるのか?
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過剰な糖化を防ぐ食生活とはどういったものなのかについて紹介します。
糖化とは?
糖化は常に起こっている
糖化は20代から始まると言われていて、
40代から本格化してきます。
私たちの体を構成する主要な成分はタンパク質です。
細胞も大部分がタンパク質で、酵素や脳の情報伝達物質もタンパク質です。
私たちが生きていく上でとても大事なタンパク質が糖(ブドウ糖)によって変化します。
これを糖化と言います。
糖は生きるための栄養源なので、私たちは生きている以上、体の中では常に糖化は起こっていることになります。
砂糖水を差しているようなもの
糖化は例えると自転車の歯車に油を差すのではなく、砂糖水を差しているようなものなのです。
自転車の歯車に砂糖水なんか差したらベトついて、動きが悪くなってきますよね。
これと同じことが体の中で起こっていると考えて下さい。
糖というのは私たちが生きていくのには必要不可欠なものですが、摂り過ぎると体に悪い作用が過剰に働いてしまうものでもあります。
糖化が起こるとどうなる?
起こるとどうなる?
40代で本格化する糖化が起こることで私たちの体はどうなるのでしょうか?
糖化されたタンパク質というのはお互いがくっつき、絡み合います。
そうなるとタンパク質の働きが悪くなってきて、結果として、
体の機能低下へとつながります。
体の機能が低下してくることでエネルギーの消費も燃費が悪くなってしまいます。
そうなると、余分な脂肪がたまり、太りやすくなるということです。
だから40代に突入すると多くの方が太りやすくなり、実際太るのです。
様々な場所への影響
糖化は脳の神経細胞に対しても起こります。
その結果、「うつ」になりやすいとも言われています。
糖化は血管にも起こります。
糖化によって血管が傷んだり、硬くなったりしてしまいます。
傷んだ血管は酸化が起きやすくなりますので、それだけ
動脈硬化も発生しやすくなります。
硬くなってしまうことで、血流が悪くなり、手足の冷えにもつながります。
皮膚のタンパク質であるコラーゲンにも糖化が起きます。
そうなると、肌の弾力がなくなり、一気に
老けた印象になってしまいます。
老化現象が始まる原因にもなる糖化は40代から本格化してきますので、このような症状も40代になると増えてくるのです。
過剰な糖化を防ぐ食生活をしよう
40代から本格化する糖化はどうしても起こってしまうものです。
糖は生きるために必要不可欠なエネルギー源ですから、糖化はどうしても起こります。
しかし、過剰な糖化を防ぐことはできます。
少しでも糖化が起こりにくい体内環境を作りましょう。
それには食生活がとても大切です。
20分かけて食べる
一回の食事の時間に20分はかけて食べるようにしましょう。
糖が血液で脳に運ばれると満腹中枢から満腹のサインが出ます。
この時間が約20分なのです。
つまり、20分かけて食べることで、食事をしている最中に満腹だとなるので食欲を抑えることにつながります。
高GI食材を控える
高GIのGIは「グリセミックインデックス」といい、ある食品を食べた後に、どれくらいの速度で血糖値を上げるのかを数値化したものです。
ブドウ糖を基準値100としています。
GIの高い食材を控えるようにしましょう。
GIの高い食材
マッシュドポテト、ハチミツ…90
もち、うどん…85
ワッフル、シリアル(全粒)…76
ドーナッツ、フレンチフライ…75
ベーグル、白米ご飯…72
精製白パン…70
空腹感を覚えながら寝る
糖化を防ぐ食べ方としては、6時間おきに3食きちんと食べるのが理想です。
ですが、現実にはなかなかそうはいきません。
そこで、せめて
就寝の3時間前には夕食を食べ終える
ようにして、そこから逆算して朝食と昼食をとるように心がけましょう。
食べた物が胃の中に残った状態で寝るのは消化に良くありません。
それだけではなく、吸収された栄養素が燃焼することなく脂肪として蓄えられてしまいますので、太る原因にもなってしまいます。
少し空腹感を覚えながら寝るくらいが丁度良いので、就寝の3時間以内は何も食べない生活を目指しましょう。
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