にんにくが変色して青や緑になっても食べられる?防止方法とにおい消し
にんにくの変色。
にんにくをすりおろして料理に使った。
余ったにんにくがわずか数時間で青や緑に変色してしまった。
こういう経験をしたことがありませんか?
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しっかりとラップもして保存したのにすばらくすると変色した。
これは外国産のものだからなのか?防腐剤によるものか?
使用することは可能なのか心配になりますよね。
そこで、にんにくが変色して青や緑になっても食べられるか?
変色を防止する方法について紹介します。
また、にんにくのにおい消しの方法についても紹介します。
にんにくが変色して青や緑になるのはなぜ?
にんにくをすりおろしてしばらくすると変色し、
青や緑っぽい色になることがあります。
これは酸化が起こり、鉄分と反応して青や緑っぽい色になっているのです。
生のにんにくには、にんにく独特の辛味の元や香りの元となる物質があります。
この物質はアリインといい、にんにくを切ったり、刻んだり、すったりすることで、強い殺菌力を有するアリシンという物質に変化します。
にんにくには100g当たり1mg程度の鉄分が含まれているのですが、切ったり、刻んだり、すったりされたにんにくは酸化が起こるので、鉄分と反応して青や緑っぽい色になることがあります。
外国産のものだからとか防腐剤によるものではありません。
変色してしまったにんにくですが、
人体に対して悪い影響があるとかの心配はいりません。
にんにくの効果にも特別変化が起こるわけでもありません
ので、そのまま使用しても全く問題ありません。
にんにくの変色を防止するには
にんにくの変色を防止したい。
どうしても青や緑っぽい色になってしまったにんにくだと使う気がしないという方もいるでしょう。
にんにくの変色を防止するには、
レモン汁や酢を少量混ぜておくと変色が防げます。
オリーブオイルでも防げます。
あとは、みじん切りにしてお醤油に漬けておけば、冷暗所で保存できます。
ただ、味が変わってしまいます。
味を変えたくないのでしたら、すりおろしたものならすぐに
冷凍することで変色を防止できます。
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にんにくのにおい消しの方法
にんにくのにおい消しの方法について食前、食事中、食後におこなうおすすめの対策に分けて紹介します。
にんにくに含まれる物質であるアリシンが、体内に吸収される時、
においを抑える食材を一緒に摂取
することで、にんにくのにおいを消すことができます。
食前におこなう対策
にんにくのにおい消し対策として食前に
牛乳を飲みましょう。
にんにくにおいの元であるアリシンはタンパク質と結びつきやすいです。
タンパク質はアリシンを包み込むように結びつくので、においの元になる化学変化を止められる事が期待できるのです。
牛乳はタンパク質を多く含むのでおすすめです。
生乳よりも低脂肪乳の方がタンパク質を多く含みますので、
にんにくのにおい消し対策には低脂肪乳を飲みましょう。
食事中におこなう対策
にんにくのにおい消し対策として食事中に
青汁を飲みましょう。
青汁に多く含まれているカテキンにはにんにくのにおいを消す作用があります。
また、青汁に含まれるビタミンB1は、アリシンと結びつくとアリチミンという物質へ変化します。
アリチミンは滋養強壮や健康促進の効果が期待できる物質です。
にんにくのにおい消し対策として緑茶にもカテキンが含まれているのでおすすめです。
高濃度カテキンの緑茶の方が効果が期待できます。
食後におこなう対策
にんにくのにおい消し対策として食後だったら、
りんごを1切れ食べましょう。
りんごに含まれるポリフェノールであるアップルフェノンとカテキンの効果で、にんにくのにおい消しが期待できます。
アップルフェノンとカテキンは実よりも皮に多く含まれるので、
皮ごと食べてください。
また、にんにくにおいの元であるアリシンが体内に入った後のにおい成分を除去する力が強いのは
ウーロン茶です。
食後に飲むのでしたら、青汁や緑茶よりもウーロン茶の方が効果が期待できます。
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