30代女性の抜け毛・薄毛が増えている 疑われる病気とは?
30代女性の抜け毛・薄毛が増えています。
一般的に40代後半になると増加します。
これは加齢によるもので、仕方がないと言えるでしょう。
しかし、最近では30代、いや20代でも抜け毛や薄毛を気にする女性が増加傾向にあります。
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その原因はさまざまですが、その背後に
病気が隠れている
可能性があるので、注意が必要です。
30代女性の抜け毛・薄毛が増えている原因は病気かもしれません。
疑われる病気とは?
女性特有の抜け毛・薄毛と30代女性の抜け毛・薄毛にシャンプーが関係しているかも?について紹介します。
30代女性の抜け毛・薄毛の原因は病気かも
30代女性に抜け毛・薄毛が増えていて、その原因はさまざまですが、病気の可能性があります。
毛髪というものは、成長期→退行期→休止期→脱毛というサイクルを繰り返しているので、1日100本程度の抜け毛でしたら普通のことです。
ただし、それ以上毎日髪が抜けるようであれば、
脱毛症という病気が疑われます。
脱毛症といっても様々な種類があるので紹介します。
成長期性脱毛症
成長期性脱毛症は、毛髪の成長期に活動が停止する脱毛症のことで、円形脱毛症などがこれに当てはまります。
休止期性脱毛症
休止期性脱毛症は、毛髪が休止期のままで髪が細くなる脱毛症のことで、接触皮膚炎、脂漏性脱毛症、フケ症にともなう脱毛、男性型脱毛症などがこれに当てはまります。
薬剤による脱毛症
抗がん剤投与や副腎皮質ホルモンなど薬剤の副作用による脱毛症がこれに当てはまります。
感染脱毛症
頭部のカビや梅毒性脱毛症、細菌感染による脱毛など、菌などの感染による脱毛症がこれに当てはまります。
外傷性脱毛症
新生児後頭脱毛、牽引性脱毛症、圧迫性脱毛症、トリコチロマニア(抜毛癖)など外的な原因による脱毛症。
瘢痕(はんこん)性脱毛症
やけどやX線治療、おできなどにより、皮膚の毛根が破壊されることによる脱毛症がこれに当てはまります。
休止期脱毛状態
分娩後脱毛症やピル使用後脱毛症という毛髪が休止期のまま、活動を再開しない脱毛症がこれに当てはまります。
全身状態、疾患に伴う脱毛症
ダイエットなどによって起こる栄養障害による脱毛や疾患に伴う脱毛など身体の状態や病気による脱毛症がこれに当てはまります。
30代女性の抜け毛・薄毛、女性特有の脱毛症とは?
様々な種類がある脱毛症のうち、女性特有の脱毛症は、「休止期脱毛状態」と「全身状態、疾患に伴う脱毛症」です。
休止期脱毛状態
休止期脱毛状態とは、主に
分娩やピルの使用
などで女性ホルモンのバランスが乱れることが原因で起こります。
基本的には一時的なもので6ヶ月ぐらいで回復することが多いです。
しかし、なかには
休止期性脱毛症(男性型脱毛症)
に移行してしまうことがあります。
出産後、半年過ぎても抜け毛が減らないようでしたら、お医者さんに診てもらうようにしましょう。
全身状態、疾患に伴う脱毛症
全身状態に伴う脱毛症とは、主に
過度なダイエットによる鉄欠乏性貧血などの栄養障害
が原因で起きています。
これはバランスのよい食事を摂取し、規則正しい生活習慣をすることで改善できます。
疾患に伴う脱毛症は病気を治すことで改善されることがほとんです。
30代女性の抜け毛・薄毛、シャンプーが関係している?
30代女性に抜け毛・薄毛が増えている原因としてシャンプーがあります。
シャンプーやパーマ・カラー液などが頭皮に合わず、
炎症を起こしているのが原因
で抜け毛や薄毛になっている場合があります。
シャンプーなどが頭皮に合わないことによって、頭皮の脂の分泌が活発になり、毛穴をふさいだり、細菌が増加して炎症を起こしたりして、髪が抜け落ちてしまう方がいます。
また、乾性・湿性のフケが多く発生し、毛穴をふさいだり、炎症を起こしたりして髪が抜け落ちることがあります。
シャンプーなどを低刺激のアミノ酸系に替えたりすることで改善できます。
改善しない場合、病気など他の原因を疑って診てもらうようにしましょう。
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