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蜂に刺されたら応急処置は?蜂毒アナフィラキシーってなに?

hachi

蜂に刺されたら痛いだけではなく、命を落とすこともあります。
実は蜂に刺されて日本では年間20人以上の人が亡くなっています。
そうならないためにも応急処置の仕方については知っておいたほうが良いでしょう。

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蜂に刺されたときにはまずどのような行動をとり、応急処置として何をすれば良いのかについて紹介します。

蜂毒アナフィラキシーについて

蜂も巣に危険性があると判断して人間を攻撃してくるのであって悪気はありません。蜂が活発に行動する秋口はできるだけ巣のそばに近寄らないようにしたり、香水など臭いのきついものは身につけないようにするなど、普段から自衛しておくことが何よりも大切です。

それでも刺されてしまうことはあります。蜂に刺されて死亡することもあるのですが、これは
蜂毒によって重症のアナフィラキシーを発症
したためです。

日本で主に攻撃してくる蜂はスズメバチ、ミツバチ、アシナガバチで、これらの蜂に刺されると、かゆみや発赤の症状が出ます。ひどい場合でしたら嘔吐や寒気を感じ、重症化すると死に至ります。

蜂毒にはアレルゲンやヒスタミンが多く含まれているので、これらがアナフィラキシーを起こす原因と言われています。

蜂に刺されたときの応急処置

もし蜂に刺されてしまった場合、すぐに応急処置をするのではなく、まず腰を低くしてその場から立ち去りましょう。
その際大声で叫んではいけません。
蜂に対して威嚇行為になるからです。

蜂は黒いものに反応する習性があるのでできれば山や林など、蜂の多そうな場所には黒い衣服や避けた方が無難です。

安全な場所まで避難できたら、応急処置をしましょう。まず、傷口を清潔な水で洗い流しながら、蜂毒を絞り出しましょう。水で流せば患部が冷えて痛みが和らぎますし、蜂毒を薄める効果があります。もし毛抜きがあれば、蜂の毒針を抜きましょう。針が刺さった状態でしたら、体内に毒が入り続けてしまうのです。

毒を絞り出すのに口で吸い出すのはやめましょう。
もし口内に怪我があったり、虫歯があったりすれば、そこから蜂毒が体内に入ってしまうからです。

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蜂に刺されたときの応急処置 その2

蜂に刺されてしまい、応急処置として患部から毒針を抜き出したら、抗ヒスタミンかステロイドの入った薬を塗りましょう。両方ともアレルギー症状を抑える働きがあります。もしどれを塗ってよいかわからない場合は薬局や病院に相談しましょう。

間違っても尿をかけるのはやめてください。これは蜂毒が強い酸性という理由から広まったデマです。全く効果がないですし、むしろ尿に含まれる細菌のせいで、患部を炎症させてしまします。

薬を塗り終えたら冷たいタオルなどで患部を冷やしましょう。激しく動き回ると血の巡りが良くなってしまうので蜂毒が体内を回ってしまいます。
できるだけ安静にして、30分くらいは様子を見た方が良いです。

30分を過ぎるとアナフィラキシーが起こる危険性は遠のいたと考えて良い

ですが、軽く考えるのは禁物ですので、できるだけ早くお医者様に見てもらった方が良いです。

もしアナフィラキシーの症状が出た場合は救急車を呼んで、待っている間に気道の確保や心臓マッサージを試みてください。

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