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けいれんの応急処置 発作中にしてはいけないこととは?

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あなたはけいれんの応急処置、知っていますか?

普通に生活をしていて、突然周りの人がけいれんの発作に襲われたらどうしますか?

けいれんとは筋肉が突然、収縮してしまい、意識が無くなったり、口から泡を吹いたりするような状態を言います。

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けいれんの応急処置でまず最初にやるべきことと発作中にしてはいけないこと、激しくけいれんしている時にやるべきことについて紹介します。

けいれんの応急処置 まずやるべきこと

けいれんの応急処置としてまずやるべきことは、
危険となるべき物の除去です。

けいれんをしている人を見つけたらまず、落ち着きましょう。

大人の場合はヒステリーやてんかんなど原因は様々ですが、子供の場合は38度以上の熱を出した時に発症する熱性けいれんが多いです。

大抵の場合1~3分、長くても10分で収まることが多いので、急いで救急車を呼ぶ必要はありません。

それよりもまずは、周りに障害物や火など危険のあるものがないか確かめ、あるようでしたら取り除きましょう。

ヘアピンやメガネなども危険な場合があるので外しておく方がベターです。

衣服やベルトなどを緩めておいて、冷静にけいれんが起こってどれくらい時間が経過しているかも確認しておくと良いです。

けいれんの応急処置 発作中にしてはいけないこと

けいれんの応急処置として発作中にしてはいけないことがあります。
それは体を揺すったり、抱きしめたり、叩いたり、大声で騒ぎ立てることです。

けいれんの状態を見ている間は1秒でも長く感じますが、とにかく落ち着いて対処することが肝心です。

昔はけいれんの発作の時は舌を噛んではいけないということで、割り箸など物を噛ませる方法が良いとされていましたが、これだと口の中を傷つけたり、物が喉に落ちて窒息させる危険性があるので、絶対に止めましょう。

また発作が終わった後、意識が朦朧としている時に水や薬を飲ませることも、窒息の原因となるので厳禁です。

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けいれんの応急処置 激しくけいれんしている時にやること

けいれんの応急処置をする時、けいれんを起こしている人が激しくけいれんしている間は
下顎に手をあてて上方に押し上げて気道を確保してあげましょう。

けいれんがおさまっても気道は確保したまま顔を片側に向けて意識が回復するまで静かに横にしておいてあげましょう。

食事中にけいれんが始まった場合は嘔吐する場合もありますので、嘔吐物や唾液が出ている場合は拭き取ってあげて、窒息しないように注意してあげましょう。

自然とけいれんが治れば安心ですが、発作と発作の間に意識が戻ることなく、発作を繰り返すような場合や、1回の発作が長くてなかなか止まらない場合などはすぐに病院へ搬送しましょう。

けいれんしている本人は意識がない場合がほとんどですので、けいれんしている時間や様子を記録しておいてあげると、今後の診療に大変役立ちます。

処方する薬も最適な物が選べるのでけいれんの発作を発症しなくなる可能性も出てきます。

とにかくけいれんの発作を見かけたら、
気道の確保と安静にさせること
をまず最初に行ったら、冷静にけいれんの様子を観察して記録することが何より大切なのです。

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