かぼちゃを冬至に食べよう 食べる由来とおすすめレシピ
かぼちゃを冬至に食べるとよいといわれるのをきいたことがあると思います。
かぼちゃは栄養成分を豊富に含む緑黄色野菜です。
かぼちゃを冬至に食べると風邪ひかないとか、しもやけにならないなどと言われます。
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カンボジアが訛って「かぼちゃ」と呼ぶようになったといわれるかぼちゃですが、栄養だけではなく「運」のよい食べ物でもあるのです。
かぼちゃを冬至に食べるようになった由来と免疫力を高めるのにもおすすめな理由、おすすめレシピについて紹介します。
かぼちゃを冬至に食べる由来
かぼちゃを冬至に食べるようになったのは、冬至は一年でもっとも日照時間が短いといわれすぐに太陽が沈んでしまいます。
そのために太陽の力が一番弱くなっていることから陰の気が極まるといわれています。
逆をいうと陽の気が強くなってくる日ということなのです。
運気も上昇してくるこの日に運の良いものを食べることによって運盛りという昔ながらの習慣です。
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)と書きます。
「ん」が二つ入ることによって運の盛りになることより冬至に食べるとよい
といわれるようになりました。
ほかにも蓮根(れんこん)人参(にんじん)寒天(かんてん)銀杏(ぎんなん)金柑(きんかん)などの食べ物も運気を上げるといわれています。
かぼちゃを冬至に食べて免疫力を高めよう
かぼちゃを冬至に食べるとボケないなどといわれていますが、厳しい冬に備え風邪などをひいたりボケにならないようにと祈る意味もあります。
かぼちゃは、β-カロチン(ビタミンA)が豊富でほかにもビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などをバランスよく含んだ栄養面ですぐれた野菜です。
かぼちゃの中でも西洋かぼちゃは強い甘味とほくほくした肉質が人気です。
日本かぼちゃに比べ倍以上も甘味が強く、β-カロチンの含有量の多さで目をひきます。
β-カロチンには、粘膜などの細胞を強化して、免疫力を高める働きがあります。
風邪、C型肝炎などの感染症やガンといった免疫力低下によって発症する病気の抑制に効果的であることで注目されています。
寒い時期を乗り越えるためにも抵抗力をつける緑黄色野菜であるかぼちゃはおすすめです。
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かぼちゃ 冬至のおすすめレシピ
材料
かぼちゃ 250g 小豆 20g だしの素 小さじ1
しょうゆ油 大さじ2 砂糖 大さじ2 みりん 大さじ1
小豆は一晩水につけておいてから下ゆでしておきます。
適当な大きさに切ったかぼちゃを皮を下にして鍋に入れます。
水はかぼちゃの半分くらいかぶる程度いれます。
下ゆでした小豆を入れてしょう油、砂糖、みりん、だしの素を入れたら10分~15分ほど中火で煮れば出来上がりです。
地方によっては小豆を入れずにかぼちゃだけを煮て食べるところもあります。
また、冬至にゆず湯に入るという習慣もありますが、これは運気を上げるかぼちゃを食べる前にまずは体を清めるという所から来たそうです。
冬至にはかぼちゃとゆず湯をぜひとも試してみて下さい。
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