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モロヘイヤには毒があるけど大丈夫なの?優れた効果と食べ方

moroheiya

モロヘイヤは暑い地域が原産で、青菜類が乏しい夏場に収穫できるとあって人気です。

モロヘイヤの旬は、ホウレンソウなどの青菜類が不足しがちな6~9月頃までです。

古代エジプトにおいては、高い栄養価から王族以外には食べる事が禁じられていた野菜であったと言う説があるくらいです。

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しかしモロヘイヤといえば毒が心配でもあります。

そこでモロヘイヤには毒があるけど大丈夫なのか?
モロヘイヤの優れた効果と美味しく頂く下ごしらえの方法について紹介します。

モロヘイヤには毒がある

モロヘイヤの種とそのサヤには毒があります。
ストロファンチジンという強心剤のような成分が含まれており、めまいや嘔吐を起こすことがあります。

しかし、販売されているモロヘイヤについては心配する必要はありません。
安心して食べていただけます。

内閣府の機関であって専門調査会には約100人の医師と科学者が所属している食品安全委員会が
「収穫期の葉、茎、根の各部位並びに蕾(つぼみ)発生期の葉、 茎、根、蕾の各部位には有害な成分は含まれていません。一般の店頭で販売されているモロヘイヤは、栽培管理されて若い茎や葉を出荷していますので、商品に有害な成分は含まれていません。」
とコメントしています。

販売されているものは安全です。
気をつけなければいけないのが、
家庭菜園などで育てられたものです。

収穫する時、種とそのサヤは絶対に食べないようにしてください。

モロヘイヤは生命力が強く育てるのが比較的簡単なので、家庭菜園で人気です。

小さいお子さんが家庭菜園などで育てられたモロヘイヤを誤って食べたりしないように十分注意してください。

モロヘイヤの優れた効果

モロヘイヤは種とそのサヤに気をつければ、美味しく頂ける夏場に重宝する野菜です。
モロヘイヤの優れた効果を紹介します。

βカロチンが豊富
モロヘイヤにはβカロチンが豊富に含まれています。
βカロチンがホウレンソウや春菊の2倍以上ものβカロチンが含まれています。
βカロチンが豊富だと、活性酸素の働きを抑える効果があるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病対策になります。
また、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きもあります。

カルシウムが豊富
モロヘイヤには健康な骨と歯を作り、骨粗鬆症の予防に効果があるカルシウムが豊富に含まれています。
100g当たり260gとさばの水煮缶と同じくらいの量のカルシウムが含まれています。しらす干し(210g)、めざし(180g)といった魚よりも多いのです。

ムチンが豊富
モロヘイヤにはムチンが豊富に含まれています。
ムチンは胃などの消化器の粘膜を保護してくれる働きがあるので、消化不良や食欲不振を防いでくれます。
これによって冷たいものなどの食べ過ぎで弱ってしまった胃を回復させてくれています。
ムチンにはほかにも便秘改善やコレステロール、血糖値の上昇を抑える働きもあります。

モロヘイヤの食べ方、美味しく頂く下ごしらえの方法

モロヘイヤの食べ方様々です。

そのまま茹でたものも美味しいですし、おひたしや和え物、みそ汁の具、炒め物、天ぷらと和食と相性の良い夏野菜です。

細かく叩くことによってとろろ状になるので、様々な使い方が出来ます。

美味しく頂く下ごしらえの方法について紹介します。

下処理
市販されているモロヘイヤや安全です。
下処理について茎については触れられていないことが多いのですが、茎をはじめ葉や根などにも毒性はないので全て使えます。
若い葉は生のまま刻んで食べても良いのですが、シュウ酸を含んでいるので、下茹してアク抜きをしましょう。

下茹
沸騰させた鍋のなかに入れます。
塩を入れる方もいますが入れないほうが良いです。
茎で1分、葉で20秒程度を湯通して引き上げて冷水にとってください。
茎の下1/4位は筋っぽくて硬い部分は加熱しても柔らかくならないので使わないほうが良いでしょう。

モロヘイヤのレシピ一覧<楽天レシピ>

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