ゴーヤの栄養と苦味を消す方法 苦味成分の効果と育て方
ゴーヤといえば、豆腐を炒めたゴーヤチャンプルーは有名ですね。
最近では、夏の暑さを少しでも防ぐために、日除けとしてゴーヤでグリーンカーテンを作るべく、一般家庭での栽培が急激に増えていますね。
呼び名も苦瓜(にがうり)やレイシなどとも言われているゴーヤは夏野菜になります。
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今では、年間通して手に入りますが、一番おいしくて栄養価が高いのは旬の夏です。
今回はゴーヤの栄養について、特に苦味成分「モモルデシン」の効果と簡単に育てることができるゴーヤの育て方を紹介します。
また、ゴーヤ独特の苦味を消す方法についても紹介します。
ゴーヤの栄養、苦味成分「モモルデシン」の効果とは?
ゴーヤは栄養価が高くカロリーが低い
野菜として有名です。
そしてあの独特の苦味が特徴的ですね。
ゴーヤの苦味は「モモルデシン」という成分です。
モモルデシンには胃腸の粘膜を保護したり、食欲を増進する効果、血糖値を下げる効果、鎮静作用があります。
また、体を冷やす働きもあるため、暑さでだれてしまいがちな時におすすめの食材な訳です。
ゴーヤにはビタミンCも豊富に含まれています。
きゅうりやトマトの約5倍含まれています。
ビタミンCは通常加熱すると壊れやすいのですが、ゴーヤは
野菜では唯一、加熱に強く壊れにくい
のも特徴です。
ゴーヤの育て方、簡単に育てることができます
ゴーヤや比較的簡単に育てることができます。
食べるだけではなく、日除けとして育てる方が増えてきています。
みなさんも挑戦してみてください。
苗を作る
種を一晩、水につけておき、ポット1つにつき3粒、等間隔に蒔いて土を被せます。
土の表面が白く乾き始めていたら、ポットの半分くらい水を与えてください。
1週間~10日くらいに芽が出てきます。
本葉が1~2枚になったら、間引いて1ポットにつき1本にして、本葉が3~4枚になったら苗の完成です。
苗を植える
プランター1つにつき2株植えましょう。
苗の根元をしっかり押さえて、固定します。
苗と土をなじませる程度にお水を与えます。
支柱を立て巻きつける
株と一直線になるようにプランターの両端と中央に支柱を立ててください。
きゅうりネットを支柱を固定します。
育ってきた苗はだらんとしているので、ネットに紐で結わえて起こしてください。
結わえた所から上のつるをきゅうりネットに巻きつけます。
本葉が4~5枚になったら枝の先を摘み取ります。
その横からわき芽という枝が生えてくるので、これを伸ばしていきます。
どんどん出てくるわき芽はそのままで大丈夫です。
種をあまり気温の高くない時期に蒔くと生育が悪くなります。
発芽時には24~25度の気温が必要です。
24~25度の気温に達していない時期に発芽時期が来た場合には、暖かい室内に移動させたり、ビニールハウスなどに入れてください。
ゴーヤの苦味を消す方法
ゴーヤ独特の苦味がどうも苦手という方のために苦みを消す方法をご紹介します。
塩や砂糖を使ってもんで消す
塩もみは一番ポピュラーなやり方です。
ゴーヤ1本に対して、塩小さじ1を合わせて、よくもんで、しっかりと水気を切ってください。
10分ほど置きますとゴーヤの苦味を適度に抜いてくれます。
それでも苦いという方は、10秒ほど下茹でしてください。
また、砂糖を併用することで、より苦みを抜くことができます。
砂糖を併用する場合、ゴーヤ1本に対して、塩小さじ1/2、砂糖小さじ2を合わせて、よくもんでください。
油で熱する
油と合わせて、苦味を感じにくくさせましょう。
油を少々多めに熱し、5mm程度の薄切りにして強火でさっと炒めてください。
そうすると苦味が美味しさに変身しますので、苦味を感じにくくなります。
他の苦みを消す方法
ワタをしっかり取ってください。
塩もみの後に熱湯でサッと湯通ししてください。
ゴーヤは薄く切れば切るほど、その後の塩もみや下茹でによって苦味が抜けやすくなります。
しかし薄く切るほど食感的には物足りないものとなります。
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