味覚障害の原因と治療 何を食べるといいの?受診は何科?
味覚障害ってこれといった原因がなく、突発性のものが多い症状
なんです。
食事をしていて、いつもと味が違って変だと感じたり、それこそ全く味を
感じなくなったりします。
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高齢化や偏った食生活の影響などにより、年配者も若い人も味覚障害
になる人が増えています。
味覚障害の原因と治療、味覚障害改善に摂取した方が良い食材を
紹介します。
また、お医者さんに診てもらう場合、何科で診てもらうのが良いのか
について紹介します。
味覚障害の原因
味覚障害は、いろいろな原因で起こります。
タバコやダイエットが原因でなる人もいます。
精神的なものが影響してなる人もいますし、インフルエンザで一時的に
なる人もいます。
いろいろな原因でなる味覚障害ですが、一番多いのは亜鉛の欠乏が
原因で発生する突発性の味覚障害です。
亜鉛の欠乏は、肝機能障害があると亜鉛排泄量が増加しますので
起こります。
病気ではなくても亜鉛が欠乏すると味細胞の新陳代謝が滞ってしまい、
味覚障害となります。
以前は、新陳代謝が衰える50代以上の年配者に多くみられました。
しかし、最近では若い方や子供でも味覚障害になる人が増えてきて
います。
一番の原因は、食生活の変化です。
若い人が好むファーストフードや清涼飲料水などには、フィチン酸や
ポリリン酸などの食品添加物が使われているものが多いです。
これが亜鉛の吸収を妨げる作用があるため、味覚障害の大きな原因
となっています。
亜鉛の欠乏は、肝機能障害があると亜鉛排泄量が増加しますので
起こります。
治療と食べたほうが良い食材
亜鉛が欠乏することで味覚障害が起きていますので、亜鉛を摂取する
ことが味覚障害の治療となります。
しかし、亜鉛は体内で作り出すことができません。
基本的には食物から摂取します。
食物からでは効率が悪いので、亜鉛剤の投与やサプリメントの
有効活用がおすすめです。
降圧薬、脳循環改善薬、抗腫瘍薬、抗うつ薬などの薬を利用している
人は薬の影響で、亜鉛欠乏症を起こし、味覚障害になっている可能性も
あります。
薬を常時服用している方で味覚障害かな?と思ったら、お医者さんに
相談してみてください。
亜鉛剤やサプリメントとあわせて、普段から亜鉛を多く含む食材を
積極的に摂取するようにしましょう。
亜鉛を多く含む食材は、カキなどの貝類や海苔、昆布、にぼし、チーズ、
胡麻、カシューナッツ、アーモンド、きなこ、あずき、レバーなどです。
>>味覚障害の治療期間は受診までの日数が影響?治療の方法とは?
何科を受診すればよいの?
もしかして味覚障害かも?と思ったらお医者さんに診てもらいましょう。
診てもらう場合、耳鼻咽喉科を訪れるのがよいでしょう。
耳鼻咽喉科に行けば、味覚検査をしてもらえます。
それに血液検査などをおこない、血清亜鉛値や肝機能、腎機能、貧血
の有無などを調べてくれて、味覚障害と関連するほかの病気がないか
を調べてくれますので、まずは耳鼻咽喉科に行ってみましょう。
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