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食後や喘息のような症状で喉や食道あたりが息苦しい原因とは?

nodoyashokudou

喉や食道あたりが食後に息苦しかったりすることはありませんか?

これは逆流性食道炎という病気が関係している可能性があります。

逆流性食道炎は、喉や食道と関係がないような症状が強くみられることもある病気です。

また、喘息のような症状が出て、喉や食道あたりが息苦しく感じる場合があります。

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何かしらの炎症が起きているのですが、喉や食道あたりが食後に息苦しい原因と喘息のような症状が出て息苦しい原因について紹介します。

また、喉や食道あたりが息苦しいのは甲状腺が関係しているのかもしれません。

甲状腺の病気についても紹介します。

食後に息苦しい

逆流性食道炎
食後に息苦しいのであれば、まずは
逆流性食道炎という病気が疑われます。

逆流性食道炎とは、胃の内容物が食道に逆流し、
食道の粘膜に炎症を起こす病気です。

特に、胃酸の逆流が問題となります。

食後に息苦しい原因となる逆流性食道炎は、月に1,2回だけ軽い症状がみられる方もいれば、一日中強い胸焼けがしたり、胸骨の裏のあたりに痛みを感じるほどであったりと人によって症状は様々です。

逆流性食道炎は食後に息苦しいのと、夜中から朝食前にかけて症状が出やすいです。

慢性の咳や喉の痛み、げっぷなど食道とそれほど関係がないような症状が強くみられる方もいます。

逆流性食道炎を経験している方の数は毎年増える傾向にあります。

原因
食後に息苦しい原因として一番考えられるのは逆流性食道炎で、この病気は、食道や胃、腸の形や運動の異常、胃酸や消化液の分泌など
多くの要素が複雑に関係して起こると言われている病気です。

原因としては、胃液が食道に逆流することで起こるのですが、それが食後に必ず起こる方がいます。

胃が少し食道のほうにずれていたり、背中が曲がっていたり、肥満の方や胃酸分泌の多い方、便秘気味の方などは、胃液が食道に逆流しやすくなりますので、注意が必要です。

また、胃癌などで胃が全くなくて
胃酸分泌のない方でも、膵液や胆汁が逆流し、食後に息苦しい症状が起こります。

ほかにも自律神経の乱れによっても食後に息苦しいと感じます。

逆流性食道炎の原因には
自律神経が大きく関わっています。

自律神経は呼吸を司っている神経ですので、自律神経の働きが乱れると呼吸の乱れが起き、息苦しい症状になる場合があります。

改善するには
食後の息苦しい症状を改善するには、まずは
胃酸分泌を押さえることです。

胃の内容物が少々逆流しても、酸が少なければ食後の息苦しい症状はかなり軽くなります。

胃酸の過剰な分泌を抑えてくれる薬がありますので、お医者さんなどに相談して、体質と症状に応じたものを処方してもらいましょう。

また、このような薬は、
胃や腸の運動機能を高める薬
と併用した方が効果が高い場合があります。


喘息のような症状が出て息苦しい

気管支の炎症
喉や食道あたりが息苦しい場合に、ゼエゼエと喘息のような症状が出ている場合には、胃から逆流した胃酸を気管に吸い込んだことによる
気管支の炎症が考えられます。

気管支が炎症を起こすと、咳や痰などの呼吸器症状を引きおこすのが一般的ですが、息苦しいと感じる場合もあります。

気管支の炎症は主な症状としては咳や痰ですが、息苦しいと感じたり、頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛、時には下痢や嘔吐を伴うこともあります。

逆流性食道炎が影響
喘息のような症状が出て、喉や食道あたりが息苦しいのも逆流性食道炎が影響しています。

逆流性食道炎によって気管支が炎症を起こしているからかもしれません。

逆流性食道炎は、胃の内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症を起こすからです。

甲状腺の病気で息苦しい

甲状腺の病気
喉や食道あたりが息苦しいのは、甲状腺の病気の影響かもしれません。

甲状腺は喉仏のすぐ下にあり、非常に柔らかいので、普通、手で触ったりしてもわかりません。

息苦しいと感じて、
手で甲状腺がわかるようでしたら、甲状腺の病気
である可能性が高いです。

症状
甲状腺の病気の症状は息苦しいほかに無痛性や有痛性のしこりが出来たり、頚全体の腫れや食べ物を飲み込みにくくなったり、声がかれるなどがあります。

また、喉以外にも症状として、目が飛び出たようになる眼球突出や物が二重に見えたり、動悸、疲れ易い、筋力の低下、短期間に体重が増えるもしくは減る、手が震える、むくみ、下痢、便秘などがみられます。

甲状腺に病気に罹ると、上記のような症状が
様々に組み合わさってみられます。

特に頚部の症状がみられるのでしたら、甲状腺を疑い、お医者さんに診てもらうようにしましょう。

甲状腺の主な病気
息苦しいと感じる甲状腺の病気は、主に3つに分けられます。

1つは甲状腺ホルモンが通常より多い場合はバセドウ病で、2つ目は反対に甲状腺ホルモンが少ない場合である橋本病です。

甲状腺にしこりなどが出来た場合は、悪性と良性があり、多くは触診とエコーで判断がつきますが、確定診断は手術でとらなければわかりません。

3つ目の甲状腺癌の多くは、10~20年と長期にわたってゆっくりと大きくなってきたものです。

他の部位の癌に比べると比較的良性であることが多いです。

そのため、急いで手術することは少ないですが、中には悪性のタイプもありますので、見つかった時点で手術をしてしまうのが一般的です。

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