心筋梗塞と脳梗塞の予防 起きがけの水分補給が命を守る
心筋梗塞や脳梗塞を防ぐには水分が大きな影響を及ぼします。
早朝、あなたの体は脱水状態寸前になっているのです。心筋梗塞と脳梗塞を予防するには、起きがけの水分補給があなたの命を守ってくれます。
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心筋梗塞や脳梗塞は早朝になる方が多い
症状としても有名です。心筋梗塞と脳梗塞の予防には、まず血栓ができないようにすることが重要なのですが、その理由と起きがけコップ一杯の水分補給がとても重要な理由について紹介します。
心筋梗塞と脳梗塞の予防、早朝あなたの体は脱水状態寸前
心筋梗塞と脳梗塞を予防するにはどうすればよいのでしょうか?
普通、早朝には私たちの体の水分は寝ている間補給していないので減少し、脱水状態寸前になっています。自分では分からなくても寝ている間にはかなりの汗をかいていますし、朝は老廃物を含んだ尿を排泄します。そのため、一日中でもっとも身体の水分が少なくなっているのが起きがけということになります。
私たちの体の成分のうちで最大のものといえば、それは水分ですね。この水分は、体のいろいろな機能を働かすために大きな力を持っています。
早朝の状態というのは、この水分が体内に限界すれすれの状態に近く、特に血液中の水分が減少している状態です。
水分が減少することは、血液の中の水分含量も低下するということです。その結果として、血液は粘っこくなって粘性を高めることになります。こうなった血液は、流れが悪くなります。
それだけでなく、もし血管に細い箇所があれば、そこに固まりとなって詰まり、いわゆる血栓を作ってしまいます。この血栓を作ってしまうことによって
心筋梗塞や脳梗塞など大きな病気を引き起こしてしまうのです。
心筋梗塞や脳梗塞の発生時刻は午前4時から午前10時の間に集中しています。その理由は、
血液中の水分が減少し、血液が粘っこくなって粘性を高めているため
だと言われています。
そこでこれを避けるには、起きたらとりあえず、コップ一杯の水を飲んで血液を薄めることがとても重要な役割を果たすのです。起きがけの水分補給は習慣化するようにしましょう。
心筋梗塞と脳梗塞の予防には血栓ができないようにすることが重要
梗塞とは
心筋梗塞と脳梗塞は、突然のように襲ってきて、命を奪ったり、半身不随になったりもするとても怖い病気で、どちらも「血栓」の病気です。
予防には血栓ができないようにすることが重要です。
実は動脈硬化が進んでいる人ほど血栓はできやすいのです。
心筋梗塞と脳梗塞には、どちらも病名に「梗塞」という言葉が使われていますよね。この「梗塞」とは、ある部分に血液が流れなくなって、その箇所の細胞が死んでしまう状態のことをいいます。
梗塞が脳に起きれば脳梗塞ですし、心臓の筋肉に起きれば心筋梗塞になります。脳や心筋の細胞というのは再生力がありません。なので、梗塞が起きてしまうと、起きた部分の機能が失われてしまい回復しません。だから起きないようにする必要があるのです。
なぜ起こる
「梗塞」がなぜ起こるのかというと、それは
血管の中に血の塊である血栓が作られ、血管を詰まらせる
からです。
血液にはもともと怪我で出血した場合に備えて、固ろうとする性質があります。もちろん健康な血管の中を血液がスムーズに流れている状態では、血液が固ることはありません。
ところが動脈硬化が進行していると、血管が細くなったり血管の内壁が凸凹になり血流が滞りがちになることから、血液が固まりやすくなり血栓ができてしまうのです。
血栓ができないようにすることが、予防上とても大切なポイントになるということです。
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心筋梗塞と脳梗塞の予防、起きがけコップ一杯の水分補給をしよう
心筋梗塞と脳梗塞の予防について紹介します。まず、どのような方に心筋梗塞と脳梗塞が起きやすいのかというと動脈硬化の危険因子が多い人です。なので動脈硬化の予防が重要になります。
動脈硬化の予防をしよう
動脈硬化の危険因子として、加齢や体質面の遺伝がありますが、ほとんどが高血圧、喫煙や肥満、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などの
生活習慣によるものが原因です。
これらの生活習慣病は改善できるものなので、しっかり改善して動脈硬化の予防をしましょう。
血栓を予防しよう
動脈硬化の進行を予防するのと並び、心筋梗塞や脳梗塞の発作を防ぐには、発作の直接的な原因である血栓ができないようにすることです。
そのためには、血液を固まりにくくして血管の中でスムーズに流れる“サラサラした血液”の状態を維持する必要があります。
起きがけの水分補給
起きがけ、一杯の水を飲めば心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクが大幅に減少します。
朝、一杯の水を飲めば、すぐに体内に吸収され、血液が薄まって、粘っこさがなくなります。これだけでも血栓ができ、心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性が大幅に減少するので習慣化しましょう。
また、健康のために朝食前にジョギングやウォーキングなど運動する方も多いと思います。朝食前に運動するならコップ一杯の水よりもオレンジジュースやハチミツを溶いたものを飲むなどして、
糖分の補給
もしてください。
朝食前は、血液の中の糖分が極端に減少しているため、その状態でジョギングやウォーキングなどの運動をすると、燃焼する糖分がないので、体脂肪が血液の中にどんどん出てきてしまうのです。
血液中の脂肪が増加すると血液が粘っこくなって粘性を高め血栓を生じやすくなるのです。これを防ぐためにも水分だけではなく、糖もしっかりと補給しましょう。
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