手のひらがかゆいが湿疹なしなら病気?考えられる3つの原因
手のひらがかゆいと勉強や仕事や作業に集中できないなんてことはありませんか?
場合によっては夜も眠れないということもある手のひらのかゆみ。
手のひらのかゆみには、赤いブツブツや水泡が出来る、いわゆる手湿疹が出来る場合と湿疹なしの場合とがあります。
手のひらのかゆみの多くは、皮膚にアレルギー物質が付いたり、何らかの刺激が加わること起こるため、湿疹が出来ることが多いです。
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しかし、体の内側に問題がある場合、湿疹は出来ないことが多いです。
湿疹なしの場合、その原因が病気によるものかもしれません。
そこで、手のひらがかゆいが湿疹なしの場合に考えられる原因として主なものを3つ紹介します。
手のひらがかゆいが湿疹なしの場合に考えられる原因
手のひらがかゆくて湿疹や水泡が出来るのでしたら、外的要因が主な原因で、手湿疹によるものです。
手湿疹が出来る原因についてはこちらで紹介しています。
手のひらのかゆみは、保湿などをすることでかゆみが治まる場合もありますが、何をやっても治まらなくて辛い思いをする場合もあります。
手のひらのかゆみは、ヒスタミンという物質が神経を刺激してかゆみを感じるのです。
手のひらは、家事や水作業などで外部からの刺激にさらされることが多いため、これが原因となってかゆくなることが多いです。
このような場合ですと、湿疹や水泡が出来ることが多く、外的要因を改善すれば改善されてきますが、湿疹がない場合だと体の内側から改善しないといけない場合があります。
手のひらがかゆいが湿疹なしの場合に考えられる原因として主に3つあります。
ひとつは病気によるもので、ほかには乾燥・水虫とストレスです。
それぞれの原因について紹介します。
手のひらがかゆいが湿疹なしなら病気?
手のひらがかゆいが湿疹なしの場合、体の内側に何かしらの問題があるため、手にかゆみが出ている可能性があります。
手のひらのかゆみは肝臓が悪かったり、腎臓が悪かったりすると出やすいです。
肝臓
肝臓の機能が低下してくると、手のひらがかゆくなります。
肝臓の機能が低下してくると、血中に脂肪やタンパク質を分解して消化を助ける胆汁(たんじゅう)の成分が増えてしまいます。
そうなると、末梢神経に刺激を与えることとなり、手のひらがかゆくなります。
手のひらだけではなく、足、腕など体のあちこちがかゆくなるという方が多いです。
手のひらがかゆくなって湿疹が出来ていないのでしたら、肝臓からの異変を知らせるサインである可能性があるので、お医者さんに診てもらうようにしましょう。
腎臓
腎臓の機能が低下してくると、尿と一緒に体外へ排出されるべき毒素が溜まってしまいます。
毒素が体内に沈着すると皮膚トラブルとしてかゆみがでます。
初めは手のひらなどがかゆくなる程度ですが、ひどくなると全身が激しいかゆみに襲われます。
腎臓の病気が進行すると、5人に1人がかゆみを訴えるほどです。
また腎臓病になると皮膚が乾燥しやすくなります。
手のひらがかゆいが湿疹なしで病気以外の原因
乾燥
手のひらがかゆいが湿疹なしなら、怖いのは病気ですが、全てが病気というわけではありません。
一番多いのは乾燥によるかゆみです。
手のひらというのは、体の中でも皮脂が少ない部位のため乾燥しやすいのです。
乾燥が悪化してくると手のひらがかゆいだけでなく皮が剥けてきます。
ひび割れて皮膚が硬くなってしまうこともあります。
体が乾燥すると手のひらに限らず、あちこちがかゆくなります。
先ほど、腎臓病になると皮膚が乾燥しやすくなると紹介しましたが、腎臓病によって乾燥し、かゆくなっているのかもしれません。
手白癬
乾燥でなく、足によく出来る水虫が手にできてかゆくなることもあります。
手白癬(てはくせん)という手にできる水虫です。
手白癬は水をよく使う仕事などをする方に多くみられます。
かゆみはあまり強くありませんが、白くて硬いかさぶたのようなものが出来ますできます。
手のひらがかゆいが湿疹なしはストレスが原因かも
手の平がかゆい原因は、色々なことが考えられるのですが、ストレスによってもかゆくなります。
私たちは強いストレスを感じると自律神経がうまく機能しなくなり、その影響で体の免疫力が下がってしまいます。
そうなると外部からの菌などの侵入がしやすくなるため、病気になりやすくなります。
また、ストレスが原因で内臓に負担がかかることによって、内臓機能が弱くなり手のひらがかゆくなります。
手の平がかゆくなる原因として免疫力の低下が挙げられ、それはストレスが招いているとも言われているのです。
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