ヒートテックを着るとかゆい どうしても着たい時どうする?
薄いのにしっかり発熱して温かい衣料としてユニクロのヒートテックが
ブームとなり、各社様々な衣料を発売していますね。
こういった発熱してくれるものを1度は着たことがある
という人も多いのではないでしょうか?
しかし、ヒートテックをはじめとした発熱衣料が原因で
肌のトラブルを起こすことがあります。
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着たら皮膚が痛くてそのうちかゆくなり、赤くなっているなんてことが。
ヒートテックを着るとかゆいのはなぜか?
どうしても着たい時はどうすればよいかを紹介します。
ヒートテックってかゆくなりません?
ヒートテックをはじめとした発熱衣料が原因でかゆくなる症状は、
衣類皮膚炎(布かぶれ)と呼ばれています。
ヒートテックとは吸湿発熱繊維と呼ばれる化学繊維でできています。
アクリル・ポリウレタン・ポリエステル・レーヨンなどの
化学繊維で構成されています。
こういった素材でできたものは、特にアトピーや肌の弱い子供、
敏感肌の方には不向きな素材なんです。
化学繊維に触れると赤くなったりかぶれたり、
かゆくなったりする人はたくさんいます。
普段はかぶれを起こしたことがない人がかゆくなったり
することもあります。
乾燥肌の人が、ヒートテックを着てしまうとさらに乾燥がひどくなると
言われていて、皮膚科医の中には乾燥肌の人はヒートテックを
着てはいけないと注意喚起する人もいます。
敏感肌の方やアトピーの方は、肌に優しい綿や羊毛など
自然繊維を着るのが本来はおすすめです。
一番いいのはシルクです。
ヒートテックは何故かゆくなるの?
ヒートテックをはじめとした発熱衣料を着ると何故、
かゆくなるのかをもう少し具体的に。
ヒートテックなどは汗などの水分を吸収し繊維自体が発熱、
薄くて暖かいことをセールスポイントにしている素材のことですね。
ということは、肌に直接着用すると、肌の水分を奪って発熱をするので、
肌の水分がなくなり、乾燥がひどくなるということなんです。
ヒートテックなどは冬に着用するものですが、冬は湿度が低く、
皮膚の水分が蒸散して、乾燥しやすい季節。
そこにこのような衣料を身につけるとさらに肌の乾燥を
招いてしまうのです。
そうなると外からの刺激に弱くなり、かゆいという症状が出てきて、
赤くなりやすくなります。
このような特徴から、アトピーや敏感肌の人には
向いていない素材です。
他に化学繊維アレルギーがある人にも不向きな衣料なのです。
どうしてもヒートテックを着たい
肌に優しい自然繊維を着るのが良いのはわかるけど、
寒い冬には暖かいヒートテックをはじめとした発熱衣料が
どうしても着たいという人もいるでしょう。
おろしたてはやや刺激があるような気があるようです。
ダメモトで何度か洗濯してから着てみるというのはどうでしょう?
こうすることで大丈夫だったという人もいます。
アトピーや敏感肌、乾燥肌の人は、素肌に直接ヒートテックなどを
着るとかゆくなってしまうのなら、綿のシャツを着て、
その上に重ね着しましょう。
こうすることで肌の刺激も和らぎますし、保温効果も高まりますので
おすすめです。
入浴後に乳液などを塗るなどして、十分な保湿ケアをするなどの
対策も講じましょう。
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