顔がかゆいのはカビが原因かも！？顔カビが引き起こす症状

顔がかゆいってこと、一度は誰もが経験していることだと思います。

その原因、もしかしたらカビかも知れませんよ。

ジメジメする季節はカビが生えやすいですが、カビが生えるのは、食品やお風呂場だけではないんです。

あなたの顔がかゆいのはカビが原因かも知れません。

今まで顔がかゆいのは、あせもやニキビだと思っていたものが顔カビのせいかも知れません。

顔カビが引き起こす症状と顔カビを防ぐにはどうすればよいのか紹介します。

顔がかゆいという原因にはいくつかあります。

一番知られているのはアレルギーですね。
花粉などのアレルギーによって顔がかゆくなります。

あまり知られていないのがストレスです。
ストレスは体全体のバランスを崩してしまうだけではなく、様々な症状が出ます。

そして、もっと知られていないのが、カビの存在によって顔がかゆくなることです。

顔にはマラセチアというカビが常在菌として存在しています。

マラセチア菌は湿気と脂が好きなカビ菌で、皮脂を脂肪酸に代謝し、肌を弱酸性に保つ働きをしてくれています。

しかし、皮脂が多いと繁殖しやすいのです。
繁殖し過ぎると様々な皮膚炎を引き起こし、顔がかゆくなります。

かゆみは比較的軽いものが多いですが、中には、強いかゆみを訴える症状に見舞われる場合もあります。

小さなブツブツには、うみがたまることもあり、ニキビと勘違いすることがあります。

顔がかゆい原因となる顔カビが引き起こす症状について代表的なものを紹介します。

皮脂の多い部分や過剰なお手入れによって顔カビが繁殖する脂漏性湿疹というものになります。
鼻の脇、まゆの部分、毛の生え際の表面が皮がむけたような状態になります。
かゆみはほとんどないのですが、症状がおさまったと思ったら、再発する可能性が高いという特徴があります。

顔カビが毛包で繁殖して炎症を起こすのがマラセチア毛包炎です。
皮脂腺でアクネ菌が繁殖して炎症を起こしているニキビと似ていますが、ニキビとは違い、抗真菌剤を使わないと治りません。

顔カビによってアトピー性皮膚炎が悪化している可能性があります。
これをアレルギー性湿疹といい、健康な肌なら顔カビの影響は受けにくいのですが、免疫力が落ちていたりして、肌が過敏になっている時などには、かぶれなどが起こることがあります。
かゆみが強いのが特徴で、赤くなって炎症を起こします。

顔カビによって顔にも水虫が繁殖することがあります。
あまり繁殖はしませんが、傷がある場合などは感染することもあります。
ペットから感染するという場合もあります。

顔カビによって顔がかゆいのは、顔カビが繁殖し過ぎているからです。

顔カビを防ぐにはどのようなことに気をつければよいのか紹介します。

フェイスタオルやバスタオルなど顔を拭いたりするものは常に清潔にしましょう。
ほかにも顔が触れる枕カバーなど見落としがちな所もこまめに洗濯し、清潔にしましょう。

過剰に保湿すると、顔カビの好む湿度の条件を作ることになります。
また、殺菌し過ぎると肌のバランスを保つ為に働いている顔カビを殺してしまうことになります。
強い殺菌剤で肌に刺激を与え、バリア機能を低下させ過ぎないようにしましょう。

ファンデーションのパフは使い切るまで同じものを使っている人は多いです。
ファンデーションのパフってカビが繁殖しやすいので注意が必要です。
直接顔に当てるものですからこまめに洗い、清潔にしましょう。
洗うのが面倒な方は、１～2週間使用したら新しい物と交換しましょう。

化粧品の容器についたホコリなどによってカビ菌が増殖し、それが容器の中に入ってしまうことがあります。
ファンデーションやパフだけではなく、容器も常に清潔にしておきましょう。

エアコンや掃除機のフィルターをこまめに掃除していないと、そこから部屋中にカビの胞子を撒き散らしてしまうことになります。
それが顔に付けば・・・フィルター掃除はこまめに行い、カビが部屋に漂うことがないようにしましょう。

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