帯状疱疹とは?治ったはずなのに痛みだけが消えないのはなぜ?
子供の時になった水疱瘡(みずぼうそう)。
そのウイルスって実は消えていないで体内に潜伏しているって
知っていますか?
そのウイルスが再び発症することを帯状疱疹といいます。
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帯状疱疹は治っても痛みだけで残ることがあります。
帯状疱疹とはどういった病気なのか?
治ったはずなのに痛みだけが消えないのはなぜなのかを紹介します。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹とは、誰もが子供の頃に経験している水疱瘡(みずぼうそう)
が関係しています。
水疱瘡のウイルスは消えずに体内に潜伏しているのです。
この普段はおとなしくしているウイルスは、疲労やストレスなどによって
体の免疫力が落ちると、活性化して増殖をします。
そして水疱ができる症状のことをいいます。
帯状疱疹はビリビリした痛みである知覚症状が最初に起こります。
人によっては軽い発熱を起こす人もいます。
体の片側にしかあらわれない小さな水疱ができてきます。
水疱ができてはつぶれるということが繰り返されます。
徐々に症状が落ち着いてきて、2~3週間程度で治癒します。
薬を使えば約1週間ほどで治癒するのが普通です。
痛みだけが消えないのはなぜ?
帯状疱疹によってできた水疱が消えて治癒したと思ったら、痛みだけが
消えないということがあります。
これは痛みを抑える経路が障害を受けてしまっていて、痛覚が過敏に
なり、痛みが消えないのです。
帯状疱疹を発症したことで、神経が傷つけられ過剰な興奮や自発痛を
引き起こしているのです。
痛みだけが消えない症状を帯状疱疹後神経痛といいます。
帯状疱疹後神経痛になる人は、帯状疱疹が発症した人の約3%程度
だと言われています。
帯状疱疹後に神経痛が痛みだけが消えない場合、長期の専門的な
治療が必要になるケースもあります。
痛みが消えないようでしたら、早めにお医者さんに診てもらうように
しましょう。
帯状疱疹後神経痛とは?
帯状疱疹後神経痛とは、帯状疱疹の症状が収まったのに、皮膚の表面
や奥に痛みが残っている症状のことをいいます。
この痛みは持続的な痛みや一定の時間を置いて出たり消えたりする
痛みなど様々な症状としてでます。
帯状疱疹後神経痛は、万人に当てはまる治療法がないです。
帯状疱疹後神経痛からくる知覚過敏を改善する疼痛治療剤を使ったり、
局所麻酔の注射を使用することもあります。
鍼灸療法や漢方薬なども取り入れられています。
ケースバイケースで、薬物療法や理学療法を組み合わせることによって
治療していきます。
治療法はいろいろありますが、一度行えば治るというものはありません。
治療を継続していく必要があります。
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