ホタルイカには寄生虫がいるって本当?なぜ光を放つの?
ホタルイカといえば青白く光る姿が神秘的です。
しかし、わからないことも多く、謎につつまれた神秘的な生き物でも
あります。
富山湾の岸近くで見られる群れをなしたホタルイカの放つ光は美しい
ですね。
スポンサーリンク
食しても美味しいですね。
きれいな光を放ち、美味しいホタルイカですが、寄生虫がいるって
本当なのでしょうか?
また、なぜ光を放つのかを紹介します。
ホタルイカについて
ホタルイカは、春に生まれ、1年でその一生を終えます。
古くは「まついか」と呼ばれていました。
ホタルのように発光する事から明治時代に東大教授によって
『ホタルイカ』と命名されました。
主に日本海側に分布しており、富山県滑川市で一番多く水揚げされて
います。
普段は水深200~600mの所にいますが、春の産卵期には、
1回で数千から数万の卵を産むために岸近くまで集まってきます。
漁で獲られたホタルイカの群れが海面に放つ光は、宝石のように美しい
と毎年話題になりますね。
ホタルイカは栄養が豊富で、肝機能の働きを高めたり、美容の効果も
優れています。
タウリンやビタミンA、ビタミンEがぎっしり詰まっている食材で、
春からゴールデンウィーク頃までが旬な食材です。
寄生虫がいるって本当?
青白く光る姿が神秘的で、食材としても優れているホタルイカですが、
寄生虫がいるって本当なのでしょうか?
ホタルイカにはワタと呼ばれるものがあります。
これは主にホタルイカの内蔵ですね。
実はここに寄生虫がいるとされています。
生で食べても美味しいホタルイカですが、生で食べる時はしっかりと
内臓を取り除くようにしてください。
寄生虫がからだの中に入ってしまうと、ミミズバレや腹痛がみられます。
最悪、腸閉塞を引き起こしてしまうこともあります。
寄生虫がからだの中に入ってしまうと手術で取り出すことになります。
ホタルイカのワタの扱いには十分な注意が必要です。
なぜ光を放つの?
ホタルイカが青白く光るのは、発光物質に発光酵素が作用することに
よって光ります。
ホタルイカが放つ光は「冷光」と呼ばれ、熱をもっていません。
ホタルの発光と同じ仕組みですね。
ホタルイカがなぜ光を放つのかですが、いくつかの理由が考えら
れます。
しかし、まだまだ解明されていないことも多く、謎につつまれた生き物
です。
ホタルイカが光を放つのは、外敵に襲われた時、相手を驚かせたり、
目くらまし効果を狙った行動のひとつといわれています。
光を上手に調節して敵から自分の身を守っているともいわれています。
ほかにもホタルイカの眼は青、水色、緑の3種の色を識別できるので、
光で仲間に合図を送ったり、集団で行動したりするのに放っていると
考えられています。
スポンサーリンク
スポンサードリンク&関連コンテンツ