便秘で頭痛と高血圧になる原因とプルーンがおすすめな理由
便秘で頭痛と高血圧になるって知っていますか?
いっけん関係のなさそうに見える、便秘と頭痛には実は深い関係が。また、高血圧の原因といえば、塩分の過剰摂取が有名な話ですが、意外と知られていないのが、便秘も高血圧の原因になるということです。
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そこで便秘で頭痛と高血圧になる原因ついて紹介します。
また、便秘による高血圧にはプルーンがおすすめなんですが、その理由についても紹介します。
便秘と頭痛の関係
便秘で頭痛になる
よく頭痛になる方、もしかして便秘にもなりますか?もしそうなら、便秘が頭痛の原因かもしれませんよ。
便秘になると頭痛を引き起こしやすくなります。
便秘とは腸に便が溜まった状態です。溜まった便は次第に腐敗してガスを発します。このガスが腸壁から血液へと吸収されて全身に回っていきます。そうなると筋肉に毒素が溜まっていき、筋肉の緊張を引き起こしてしまいます。筋肉が緊張してしまうことで血流が悪くなり、肩や首の筋肉が硬くなってしまい、脳に循環する血液量も少なくなります。
脳に循環する血液量が少なくなると、筋肉が収縮してしまい脳の血管がストレスを感じて拡張などの反応を見せ、周囲にある神経を刺激してしまいますので頭痛が起こるのです。
頭痛薬で便秘が悪化する
頭痛がするからといって頭痛薬を飲むと、それが便秘をひどくさせるのです。
実は頭痛薬や風邪薬のほとんどが、便秘になりやすくなるものなのです。
こういったものに含まれている「抗ヒスタミン系」の成分というのは、鼻水を止めることができる成分ですが、同時に消化器系の働きを抑える成分でもあるので、腸の運動を鈍くさせてしまい、結果として便秘という副作用を起こしやすいのです。
便秘によって頭痛を起こしているのに頭痛薬を飲んだことで、さらに便秘が悪化するという悪循環を起こしているかもしれません。
便秘で高血圧になる原因
便秘と高血圧
便秘は頭痛ばかりでなく、高血圧を起こす原因となっている場合があります。頭痛になる原因として毒素が腸壁から血液へと吸収されて全身に回ると書きましたが、この毒素によって血圧の調整を司る自律神経の働きを乱してしまいます。結果、血圧のコントロールができなくなり、高血圧になります。
力みと高血圧
また、便秘になるとトイレで力みますよね。トイレで力むと腹腔内圧力という力が上昇し、一時的に血圧が200くらいまで上昇すると言われています。
気をつけなければいけないのが、元々血圧が高い方の場合、便秘による力みで脳の血管が破れて脳内出血を招いたり、血液の通り道をせばめたり塞いだりして、心筋梗塞などを引き起こす事もあるということです。
便秘のためトイレで力み血圧が上がり、
脳卒中や狭心症、心筋梗塞につながることもある
ので十分注意が必要です。
便秘による高血圧にプルーンがおすすめな理由
カリウム摂取の必要性
便秘による高血圧には、便秘解消だけではなく減塩も重要です。高血圧気味の方は、減塩を勧められますが、ただ塩の摂取量を減らしただけでは血圧は簡単には下がってくれません。
体の中にある余分な塩分を排出することが必要で、そのためにはかなり多くのカリウムを摂取する必要があります。
カリウムは魚や牛乳、果物類、豆類、野菜類などに含まれる栄養素で、
体の中の余分な塩分を体の外へ排泄することによって血圧を下げる効果がある
ことがわかっています。
プルーンがおすすめ
そこで便秘を解消するのに役立ち、なおかつ、カリウムを摂取するのには
プルーンがおすすめ
なのです。
プルーンでもエキスにしたプルーンエキスがおすすめです。プルーンエキスは、乾燥したプルーンの果実を水で抽出したもので、水に溶けやすい成分が多く含まれています。
特にカリウムは大変水に溶けやすいです。プルーンエキスのカリウム含有量がとても高いものとなっています。
プルーンエキスは高カリウム
なので、カリウムの効率のよい補給源となります。
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