足の指がつる、これって病気?原因とつった時の対処法・予防
足の指がつるのは病気なのでしょうか?
頻繁に足の指がつるので気になるという方も多いと思います。
ちょっとつったくらいで痛みがおさまればいいのですが、とんでもない激痛にもだえ苦しむ経験をした方も多いと思います。
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そうなると病気を心配してしまいますよね。
足の指がつるという症状が起こるのにはそれなりの原因があります。
足の指がつる4つの主な原因とその予防、足がつった時の対処法について紹介します。
足の指がつるのは病気?
夜寝ていて突然、足の指がつった経験はありませんか?
先日、年配の方が突然、足の指がつったと叫んで、道端に座り込んで足の指のストレッチを始めているのを見かけました。
このように足の指がつるのは頻繁にある事なのであまりシリアスに捉えることはないのですが、中には
病気の前触れであったり、体の中で栄養素が足りない状態
になっているというサインだったりすることがありえます。
ですから単に「足の指がつった」と軽く流すのではなく、何か体が訴えているのだと思って、体の声に耳を傾けてみてください。
足の指がつる4つの主な原因
足の指がつるの原因は主に4つあります。病気ではない原因の場合がほとんどです。その原因と予防について紹介します。
筋肉の使いすぎ
例えばマラソンランナーが突然足がつって棄権する場面をテレビでよく見かけますよね。これは筋肉の酷使によって
乳酸がたまり、筋肉が緩まなくなって足の指がつってしまう
のです。
何もこれはスポーツ選手に限っておこることではなく、普段あまり運動をしない人でも起こりえる症状です。
予防
運動をする前には十分ストレッチをして筋肉をほぐしてあげましょう。また運動をした後も筋肉をクールダウンさせるためにストレッチをしておくと筋肉が疲労した状態から回復させるのに効果的です。
水分不足
水分が不足すると筋肉を柔らかく動かす働きのある電解質が不足してしまいます。
電解質が不足すると筋肉が痙攣しやすくなり、足の指がつってしまうのです。
予防
寝る前や運動前にはミネラル分を含む水分を補給したりする事を忘れないようにしましょう。水分を十分に補給して電解質のバランスを保ちましょう。また、寝る前に筋肉を強化する運動をちょっとおこなうのもおすすめです。
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体内のミネラルバランスが崩れている
私たち人間の筋肉は収縮するのにナトリウムやカルシウム、カリウムやマグネシウムなどのミネラル成分が必要です。しかし、汗をかくなどの理由でこれらの
ミネラルバランスが崩れていると筋肉が正常な代謝を保てなくなり、足の指がつる
という症状を引き起こします。
予防
ビタミンB1は不足すると筋肉が疲労しやすくなりますが、筋肉の疲労回復を促進するということにもなります。ビタミンB1を多く含む豚肉や玄米、納豆などを日々の食事の中にうまく取り入れることが大切です。
またカルシウムやミネラルも筋肉が正常に動くようにするのに大切です。ワカメやヒジキなどの海藻類や牛乳、ヨーグルトなどの乳製品などを毎日摂取するようにしましょう。
血行不良による足先の冷え
特に女性の場合は筋肉量が少ないために冷え性の人が多いです。足先が冷えると筋肉が収縮して緊張状態になります。
緊張状態になった足を急に伸ばそうとしたときに足がつるのです。
予防
まずは体を冷やさないことです。夏場は冷房の当たりすぎに気をつけ、冬場は寝る時にサポーターをつけるとか、靴下を履くなど自衛策を講じてみましょう。
冷えは万病の元なので、足がつるのを防止するだけでなく、健康的な毎日を送ることに関しても効果的です。
足がつった時の対処法
足がつった時の対処法は、難しいのですがまずは
足の力を抜き、足の指をリラックスさせましょう。
それからゆっくりと痛い所を伸ばすようにしましょう。
もし足先が冷たいようなら血行不良が原因の可能性があるので、手でさすって温めてあげながら伸ばすと効果的です。痛みがひいてきたら、足首を回しながらさらに伸ばしましょう。
いずれにしても毎日のストレッチや食生活の改善で防止できるので、少し心がけていくと良いでしょう。
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