加湿空気清浄機が臭いニオイの原因と対策

お部屋の空気をキレイにしておまけに加湿までしてくれる加湿空気清浄機は、冬の強い味方ですよね。

冬場、家にいる間はほぼ付けっ放し、という人も多いんじゃないでしょうか。

ところが購入してから数ヶ月、なんだか空気を清浄してくれているはずの加湿空気清浄機から出てくる風が、なんだか臭う・・・。

こんな風に感じたことはありませんか？

調べてみたところかなりの人が、加湿空気清浄機の臭いが気になっているよう。

そこで加湿空気清浄機が臭い、ニオイの原因と対策ついて紹介します。また、加湿空気清浄機のフィルターの洗い方についても紹介します。

ニオイの原因
加湿空気清浄機から出てくる風が臭い、このニオイの原因は
カビや雑菌なんです。

加湿空気清浄機には「加湿」と「清浄」の2つの機能が備わっています。加湿機能によって湿度調整をし、清浄機能によって空気中のホコリを吸い込み、一生懸命フィルターしてキレイな空気を排出しています。

「加湿」と「清浄」の空気の吸いこみ口が同じなため、加湿の水分と融合して雑菌の繁殖がしやすいのです。その結果として嫌なニオイを発するのです。

フィルターを放置
実は購入した加湿空気清浄機の説明書を読めば分ることなんですが、空気清浄機は定期的に
フィルターを掃除しなければいけません。

加湿の為にトレイに水道水を入れて使う為、フィルターは常に湿ったままで部屋の空気に存在する雑菌が増殖します。実際に、臭う空気清浄機のフィルターを取り出して見てみてください。なんだか白っぽいモノやカビが付いているはず。この白っぽいものは水道水に含まれているミネラルで、これも雑菌を「育成」します。

また、空気清浄機のフィルターの掃除は定期的に行っていたのですが、
加湿器のフィルターが取れることを知らず
に、常に生乾きのまま使用している方もいます。
ニオイの原因はこれかもしれませんよ。

対策
加湿空気清浄機は、水を腐らせない為にも常に加湿をするのが理想的です。しかし、これは現実的ではありませんね。

そこでニオイの対策をしなければいけません。まず、使わない時は電源を切るだけでなく、
トレイの水も捨ててフィルターも日光にあてて乾かしましょう。
この手間だけでフィルターを掃除する回数を減らせます。

加湿をしないのであれば、タンクの水を完全に抜いて良く乾燥させ、トレイに水がない状態にしておきましょう。

また、加湿の回転羽が付いた機種ならば、大抵が回転部が簡単に外れるので、水で洗ってください。もし部品に臭いが染み込んでしまっている場合は、台所洗剤を薄めて洗うことで汚れが落ちてニオイも収まります。

月に一回行うこと
これとは別に月に一回くらいは、水車や水の通る部分を説明書に沿った形で洗うようにしましょう。

それでもジャバラやスポンジ部分に菌がついてしまい、洗っても1週間もしないうちに臭うようになってしまいこともあります。こうなったらフィルターやスポンジ・トレーを徹底的に洗う必要があります。

フィルターの洗い方
加湿空気清浄機が臭いのならフィルターをしっかりと洗うことが大切です。フィルターはゴシゴシと洗うのではなく
付け置きが基本。

空気清浄機フィルター専用の洗浄液を使っても良いですが、フィルターについている水道水のミネラルやカルキを溶かす性質のあるクエン酸もお勧め。

フィルター全体が入るバケツなどに水かぬるま湯を入れ、クエン酸を入れてクエン酸溶液を作ります。目安は水2Lに対してクエン酸大さじ1杯です。

取り外したフィルターは、まず軽くすすいでからクエン酸溶液に浸け、30分～2時間ほど、汚れがクエン酸溶液に溶け出してくるまで待ちます。最後にフィルターを取り出し、クエン酸が残らないようしっかり水洗いして乾かしてから本体にセットしましょう。

フィルターを浸け洗いしている間にタンクなどもきれいに洗っておくと尚良いですね。

洗ってもダメな場合
定期的にフィルターを交換したり、洗ったりしているのに臭いが改善されない場合があります。このような場合に考えられるのが、実は、空気清浄機の内側も相当汚れているということです。

臭いの原因となるものが
フィルターをすり抜けてしまい、
ファンや加湿空気清浄機内部の部品に染み込んでしまっているのです。

このニオイを取り除くには、空気清浄機を分解洗浄して、臭いの原因物質を取り除く必要があります。この作業はをやってくれる業者もありますよ。

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