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カビ臭い体臭は体にカビが生えているから?原因と対策法

karei

カビ臭い体臭は体にカビが生えているから?

体にカビが生えることはあります。
しかし、体にカビが生えたからといって、カビ臭い体臭がするわけではありません。

体臭っていうと、汗のかきすぎとかどちらかというと不潔なイメージがありますが、病気が原因で体から独特の臭いを発している場合もあります。

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清潔にしているのにカビ臭い体臭がする、最近いつもと違う変な臭いの体臭がする、このような場合には、病気の可能性を疑ってみる必要があります。

カビ臭い体臭がするのは、病気なのでしょうか?
カビ臭い体臭の原因とその対策法について紹介します。

カビ臭い体臭は病気が原因かも?

病気が原因
体臭は自分では気づきにくい分余計に厄介ですが、場合によっては単なる食習慣や生活習慣からではなく
病気が原因になっている
こともあるので、注意が必要です。

「糖尿病」になると、体内にケトン体という臭いの強い物質が発生するので、甘酸っぱい臭いの体臭になります。

腎機能が低下してくるとおしっこのような臭いの体臭がしてきます。

また、胃腸の病気になると、消化不良を起こして、食べ物が体内で異常発酵するため、卵が腐ったような臭いの体臭になります。

このように病気が原因で体臭に影響を及ぼすものがあります。

体に生えるカビが原因?
カビ臭い体臭は体に生えるカビが原因なのでしょうか?そもそも体にカビって生えるのでしょうか?

体にカビは生えます。

体に生えるカビとして代表的なものは、体部白癬というものです。よくタムシと呼ばれています。
股に生えた場合はインキンタムシ、頭に生えた場合はシラクモといいます。

普通の湿疹と間違えやすく、市販の薬を間違えて塗ってしまうと悪化してしまうことがあります。
専用の薬を塗ればすぐに直すことができます。

また、爪に生える白癬菌というものもあります。
これは水虫の菌が爪の中に入り込め爪をボロボロにします。
伝染力が強く、治すのに時間がかかります。

しかし、体に生えるカビが原因でカビ臭い体臭にはなりません。
カビ臭い体臭がする場合に考えられるのは、やはり病気です。


カビ臭い体臭の原因

肝機能が低下
カビ臭い体臭は病気によって発生してしまいます。

カビ臭いニオイというのは、他に例えるとドブのような臭い、にんにくと腐った卵が混ざった臭いと言われる事もあります。

いずれにしても吐き気を催すような強烈な臭いです。

これが体臭なんて、いくら病気とはいえ困ったもんです。

カビ臭い体臭の主な原因は、
肝機能が低下
しているためと言われています。

肝臓は摂取したものを分解し、老廃物や毒素をフィルターにかけて体外へ排出させる役割を担っているため、この肝臓の機能が低下すると毒素をフィルターにかけることができなくなり、そのまま血液中に蓄積されて血液と一緒に体内を駆け巡り、体臭となって現れます。

肝機能が弱まれば弱まるほど分解・排出できる毒素の量が減るわけですから、体臭はますますひどくなっていきます。

カビ臭くても気がつかない
厄介なのは、肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれるように少々傷めつけられても悲鳴を上げず、ギリギリまで黙々と働き続けてしまう臓器であるということ。

つまり初期の時点では殆ど自覚症状がないんですね。

そのため徐々に蝕まれていって気がついたときにはひどい状態にまで進行していることが多いんです。

カビ臭いニオイも徐々に進んでいくので自分で気づくというよりは
他人から指摘される
ことの方が多いようです。

この肝機能障害とは、つまり脂肪肝や肝硬変、肝臓がんといった病気のことです。

カビ臭い体臭の対策法は?

カビ臭い体臭の特徴
カビ臭い体臭は先ほど書いた通り、自分では気づきにくい肝機能障害による体臭ですが、実はこのカビ臭いニオイが始まると、
口の中が苦くなるという特徴があります。

何も口に入れていないときにふと口の中が苦いと感じるなら、肝機能が弱っている証拠かもしれません。

その場合はまず暴飲暴食をやめ、アルコールを控えて肝臓を酷使させないようにしましょう。

肝機能障害が軽度であれば、肝臓は自力で回復してくれますから、徐々に口の中の苦みや臭いが減っていき、肝機能が回復します。

しかし、しばらく気をつけていても良くならない、むしろ口の中の苦みや臭いがひどくなっているという場合は肝機能がかなり弱っている可能性があります。

肝臓もある程度以上痛めつけられるともう回復力を失ってしまいますから、この場合は是非病院で診て貰ってくださいね。

対策法
破壊された肝臓の機能修復がカビ臭い体臭の対策法になります。

機能修復に使われる栄養素を取ったり、肝臓に良いものが効果的です。

アミノ酸のバランスがよく、消化、吸収がよい食品を摂取しましょう。

豆腐などの大豆食品は、肝臓のためのタンパク質の補充源としておすすめです。

大豆に含まれるサポニンは、過酸化脂質を抑えて肝臓を再生させ、肝機能を正常にする働きがあるといわれています。

また、肝臓の機能を弱める鉄分が多く含まれる食品は控えるようにしましょう。

アルコールの分解は肝臓に過度の負担をかけますので、量や回数を減らしましょう。

太りすぎも肝臓の負担が大きいので、適度な運動で過剰な栄養の蓄積を避け、肝臓の負担を減らしましょう。
>>柿渋の体臭防止効果とは?ほかにもある柿渋のスゴさとは?

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