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三つ葉の栄養と育て方 種類によって風味が違う三つ葉の選び方

mitsuba

三つ葉は春から初夏が旬の爽やかな香りが特徴の香味野菜です。
おひたし、和え物、吸い物、鍋物、丼物の具などとして人気です。

生育旺盛で初心者でも手軽に育てられるので、ベランダでの家庭菜園や他の野菜との寄せ植えに向いています。

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香りだけではなく優れた栄養もあります。

三つ葉に含まれる主な栄養と育て方について紹介します。

また、種類によって風味が違う三つ葉の選び方についても紹介します。

三つ葉に含まれる主な栄養

三つ葉は爽やかな香りが特徴ですが、ほかにも優れた効果がある香味野菜です。

三つ葉に含まれる主な栄養について紹介します。

爽やかな香り
三つ葉の独特な爽やかな香りは、クリプトテーネンや三つ葉エンという成分によるものです。

これらの成分には食欲増進を促す効果があります。
更に神経を安定させる効果もあります。

カリウムを豊富に含んでいる
塩分を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があるカリウムを豊富に含んでいます。

カリウムには長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ効果も期待できます。

βカロチンを豊富に含んでいる
抗発がん作用や動脈硬化の予防につながると言われているβカロチンを豊富に含んでいます。

βカロチンは体内でビタミンAに変換され、粘膜や皮膚の維持、肺などの呼吸器を守る働き、髪の健康維持にも効果があります。

三つ葉の育て方

明るい日陰を好みます。

暑すぎると生育が悪くなり、葉が硬くなります。

葉が硬くなると香りが落ちます。

種まき
三つ葉の種まきの適期は4月~6月もしくは9月です。
発芽に適する温度は18℃前後と言われています。

三つ葉は光が届かないと発芽しないので地表から浅めに種まきするようにしてください。

もともと発芽率はあまり良くないので、多めに種まきしてください。

水やり
種まきしたら、種が流れないようにたっぷりと水を与えます。

基本的に発芽まで約2週間かかるので、その間、土が乾燥しないように注意して水やりをしてください。

三つ葉は発芽の時期の乾燥には特に弱いので注意してください。

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間引き
発芽したら水やりは土の表面が乾燥したら与えるようにしてください。

そして本葉が2~3枚になったら、葉が混み合っている場所は間引きしてください。

間引きは葉が触れ合わなければ大丈夫です。

収穫
15~20cmほどになったら根元から3~5cmほど残して収穫してください。

収穫してもまた新しい葉が出てきますので、長い間収穫が楽しめるのも三つ葉の特徴です。

長い間収穫を楽しむためには、しっかりと追肥を行うようにしてください。

三つ葉の選び方 種類によって風味が違う

三つ葉は種類によって風味の強さや硬さなどがかなり違います。

用途によって上手く使い分けるようにしましょう。

糸三つ葉
スーパーなどの店頭に並んでいる三つ葉のほとんどは糸三つ葉と呼ばれるものです。

葉がやや小さくて、水耕栽培されるため根にスポンジが付いていることがあります。

香りが高いのが特徴です。

葉も茎も緑色に富んで全体に張りがあり、傷のないみずみずしいものを選ぶようにしてください。

根三つ葉
糸三つ葉よりも栄養価が高くて日持ちするのが根三つ葉と呼ばれるものです。

根三つ葉は糸三つ葉よりも歯触りが良いのでおひたしや和え物に向いています。

卵とじやかき揚げに使うのも根三つ葉の方が良いでしょう。

 

葉の色の緑が濃くて、茎は短めで光沢のある白色ものが良いです。
根元から葉先まで張りのあるものを選ぶようにしてください。

どちらも鮮度が落ちてくると葉が黄色くなってきます。
葉先までピンとしていて緑色が鮮やかな物を選ぶようにしましょう。

茎の白い部分に光沢があり、均一な太さをしているものを選びましょう。
茎が黒ずんでいたり、変色しているものは避けましょう。

三つ葉のレシピ一覧<楽天レシピ>

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