口臭が便臭になるのは病気?うんち臭い原因と改善する方法
口臭が便臭(うんち臭い・おなら臭い)なんて。
自分ではなかなか気がつかない口の臭い。
臭いを嗅いでみたらうんちやおならのような臭いがしたり、家族や友達に便のような臭いがするって笑われたり。
口臭がキツい方はたくさんいますが、便臭がするなんてショックですよね。
口が臭いことによって、相手への迷惑が気になりますし、人と話す事自体がストレスになってしまう方もいます。
口臭が便臭になるのは病気が関係しているのでしょうか?
口臭が便臭、うんち臭い原因と改善方法について紹介します。
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口臭が便臭になるのは病気?
口臭が便臭(うんち臭い・おなら臭い)になるのは病気だからでしょうか?
病気が原因で起こる口臭はたくさんあります。
口臭の原因としては1割程度です。
口臭のほとんどの原因は口の中にあって口臭がするのです。
主な病気によって起こる口臭について紹介します。
肝臓病、腎臓病
タマネギの腐ったような口臭や生ゴミのような腐敗臭
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
卵の腐ったような口臭や酸っぱい口臭
胃の病気
ドブのような臭いの口臭
副鼻腔炎
肉の腐ったような口臭
腎機能低下や尿毒症
アンモニア臭のような口臭
糖尿病
甘酸っぱい臭いやリンゴの腐敗臭のような口臭
ほかにも口の中のがん(舌癌、頬粘膜(きょうねんまく)癌など)により口臭が発生することがあります。
副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などによって、たんぱく質を含む血液や膿が口の中に出てくることがあります。
これにより口臭が発生することがあります。
病気によって
口臭が便臭(うんち臭い・おなら臭い)になるようなことはあまりありません。
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口臭が便臭、うんち臭い原因とは?
口臭が便臭(うんち臭い・おなら臭い)になるのは病気である可能性は低いです。
では、どういったことが原因でなるのでしょうか。
それは
腸にガスや便が溜まっていたり、歯周病になっているからです。
腸内環境が悪化していて悪玉菌が増えたり活発になったりすると、腸内の食べカス(タンパク質)の腐敗が進み、悪臭の元となるガスが発生します。
この臭いの元となる成分は、インドールやスカトールといった物質です。
おしりから体外に排出されればオナラですが、腸管から吸収され肺まで運ばれれば口臭になります。
そうなると口臭が便臭になるのです。
肺に運ばれることはよくあることなのですが、強い臭いが口臭として出てくる事はありません。
しかし腸にガスや便が溜まっていたり、腸内の不調による消化不良が起きていたり、便秘になっていると便臭になります。
便臭の臭いの元となる成分は、インドールやスカトールといった物質だと説明しましたが、これらの物質は歯周病によっても作り出されます。
歯周病になると口の中で毒素を出しながら活動していく細菌があります。
この細菌が口の中の食べカス(タンパク質)の腐敗を進めさせ、悪臭の元となるガスを発生させます。
このガスの成分の中にインドールが含まれています。
歯周病の場合、出血や膿の臭いなども混ざるので、歯周病が進行していくとかなりきつい臭いとなってしまいます。
口臭が便臭、改善するには
口臭が便臭(うんち臭い・おなら臭い)になるのは病気ではなく、腸内環境が悪化していたり、歯周病になっているからです。
口臭が便臭なのを改善するにはこれらを改善していけば良いということになります。
腸内環境が悪化している原因が病気によるものであれば、それを治療することが必要です。
そうでない場合には、食生活の改善と腸内の善玉菌を増やすようにしましょう。
臭いの元となるのはお肉などのタンパク質です。
肉類は控えめにして、野菜や豆類などを積極的に摂取する食生活をしていきましょう。
乳酸菌が生きたまま腸まで届くヨーグルトなどを食べて善玉菌を増やすようにしましょう。
また、便が腸に滞留しないように便秘にならないようにしましょう。
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