アメリカ製品の賞味期限の見方と様々な賞味期限の表示例

アメリカ産の商品って賞味期限の見方がわからないです。
こういう方は多いのではないでしょうか？

表示の仕方も統一されていませんし、この数字がそうかなと思うと
実際は製造番号だったりします。

そこで、アメリカ製品の賞味期限の基本的な見方と
様々な賞味期限の表示例を紹介します。

賞味期限の読み方がわからないという前に「賞味期限」と
賞味期限に類似した表現で「消費期限」というものがあります。
これについて触れます。

賞味期限というのは、商品の劣化が比較的遅い食料品を包装状態の
まま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の
全ての品質が維持されると保証する期限のことをいいます。

「消費期限」は特に生鮮食品や細菌の働きによって変質しやすい
生の加工食品に対して使用されている表示です。

期限を過ぎると、風味以前に食品としての安全性が確保できない事
から、消費に適するか適さないかという意味での区切りの期限を
指しています。

製造日を含めて概ね5日以内に急速な品質の低下が認められる
食料品については、「消費期限」で表示されています。

アメリカ製品の賞味期限の見方は統一されているわけではないので、
様々な表示があります。

よく見かけるのは「EXP05-09」のように「EXP」もしくは「Exp. date」
という後に数字が記載されいるものです。

「EXP」や「Exp. date」は「expiration date」の略で、有効期限、満了日、
期限期日、耐用年数、使用期限、賞味期限などという意味で
使われます。要するに「賞味期限」という意味になりますね。

アメリカ製品では「expiration date」の使用頻度が圧倒的に多い
のですが、他にもexpiry date・period of validity・term of validity・
expiring dateなどがあります。

これらが記載されていたら「賞味期限」という意味だということです。
もし「EXP05-15」ように記載されていたら、
賞味期限2015年5月ということです。

数字部分は「日/月/年」と表示されています。
「EXP05-15」の場合は月と年のみの表示ということになります。

例えば「16/01/15」と表示されていれば、
2015年1月16日までということになります。
16年1月15日までではないので注意が必要です。

アメリカ製品の賞味期限の様々な表示例を紹介しておきます。

・数字だけが記載されている
「160115」賞味期限2015年1月16日
「11/15」、「11/2015」、「1115」賞味期限2015年11月

・英数字だけが記載されている
「NOV 2015」、「EXP 11/15」、「USED BY 11 15」、「EXP11/15」
「BEST BY 16-NOV 2015」は賞味期限2015年11月

・「BB 07 NOV 15 LOT 1000549」は賞味期限2015年11月7日で
「LOT 1000549」は製造ロット番号になります。

・「BEST BEFORE 011615」は賞味期限2015年1月16日です。
これは数字の順番が他と違うので注意が必要です。

・2段表示
上段「16 JAN 2015」
下段「USE BY 16 OCT 2016」
上段が製造日で2015年1月16日製造
下段が賞味期限で2016年10月16日までとなります。

・サプリメントに多い表示として「Mfg Date 01/16」というものがあり、
これは製造年月を表しています。「2016年1月製造」という意味です。

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