炊飯器がカビ臭い時はどうする?どのように掃除すればいいの?
炊飯器がカビ臭い、こうなってしまう原因は、炊飯器にご飯を入れたまま長期間放置してしまったためカビが発生してしまったからです。
炊飯器は使用中は内部が高温に保たれながら湿気がこもり、使用後は急速に機器が冷えるため付着した水滴がいつまでも残ってしまいます。このため細菌が繁殖してカビが発生しやすいのです。
そこで、炊飯器がカビ臭い時、ニオイはどのようにすればとれるのかと掃除について紹介します。
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炊飯器がカビ臭い時、どうやってとる?
ニオイをとるには
炊飯器の釜と内蓋、蒸気口のキャップなどを食器用洗剤を使ってしっかりと洗います。
お酢を原液のまま、スプレーボトルなどに入れ、炊飯器の内蓋と釜に吹きかけてください。吹きかけたら沸かした熱湯をたっぷりとまんべんなくかけ、お酢を洗い流してください。
完全に乾いたら各パーツを炊飯器本体に設置し、釜の8分目くらいまで水を入れてください。レモン一個分をスライスして釜の中に入れてください。そのままの状態で炊飯をおこなってください。炊き上がったら電源を切り、冷ましてください。
パッキン
炊飯器がカビ臭い場合、パッキンにカビが生えていることが多いです。パッキンのカビとりには重曹を使いましょう。
キッチン用バットに水を1カップ入れ、そこに小さじ1の重曹を入れてください。この中に2~3枚重ねたキッチンペーパーを浸してください。重曹が染み込んだキッチンペーパーを炊飯器のゴムパッキンの所に挟み込んで10分~30分程度放置しておいてください。その後、パッキンの溝にキッチンペーパーをつまようじなどを使いカビを掃除してください。
炊飯器がカビ臭くならないようにするには
カビが発生しやすい
炊飯器はごはんを美味しく食べるために使用する家電ですが、用途の性質上、使用中は内部が高温に保たれながら湿気が籠る状態になります。また、使用後は加熱されなくなるので急速に機器が冷える反面、付着した水滴がいつまでも残ってしまいます。
そのため、不潔な状態になりやすく細菌が繁殖してカビ特有の悪臭が発生しやすい構造だということをしっかりと理解しておきましょう。
水気を取り除く
湿気が多いままで放置することがカビ臭い状態になる原因ですが、炊飯器は使用するたびに大量の蒸気が発生して機器の隙間に入り込んでしまうので、表面を拭うだけでは水気を取り切るのが難しい問題があります。
僅かでも水気が残ると細菌が繁殖してカビ臭い状態になることから、正しい方法で清掃を行って完全に水気を取り除くことが大切です。
炊飯器のメンテナンス
炊飯器の臭気を解消するためには日頃からこまめに掃除を行い、汚れや水気が残らないように気を配るように心がけます。
使用回数が多いとそれだけ湿気が籠りやすくなり、水分が残ってしまうので手抜きをせずに丁寧に掃除を行います。
また、定期的に薬剤で消毒を行うことで細菌の繁殖を予防することが出来ますが、薬剤の成分によっては機器が故障してしまうことがあるので事前の確認が不可欠です。
カバーの継ぎ目や蓋の接合部分などの隙間は汚れや水気が入り込みやすく、掃除も難しいので、機種によっては出来ない場合もあります。このような炊飯器の場合、業者にメンテナンスをお願いする必要があります。
買い替え
カビ臭い状態になるのを防ぐためには毎日の使用後に丁寧な掃除を行うことが不可欠ですが、製造年が古い機器の場合は部品に汚れがこびり付いて完全に悪臭を除去できないことがあります。
古い機器はごはんを炊く性能が低下しているだけではなく、衛生上の問題も生じていることが多いので新品に交換するのが最も効果的な対処法です。
また、新型の機器は汚れが付着しにくく、湿気も籠りにくい造りになっているので衛生管理も適切に行いやすく、ごはんの風味も損なわないので安全にご飯を炊くことが可能です。
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