スーツのカビ取りを自宅でおこなう方法とカビを発生させない対策
スーツのカビ取りを自宅でおこないたい。
クールビズも終わりクローゼットにしまっておいたスーツをだしてみたら、カビが生えていたなんて経験はありませんか。
クリーニングにだしている時間的余裕がないので、なんとか自宅でカビ取りしたい。こういう場合どうすればよいのでしょう。
そこで、スーツのカビ取りを自宅でおこなう方法について紹介します。
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スーツのカビ取りを自宅で簡単な方法
エタノール
スーツのカビ取りをクリーニングにだしていると間に合わない場合、軽度のカビ取りなら、カビのたんぱく質を分解してくれる消毒用のエタノールがあれば取ることができます。
取り方はまずカビのついている所をブラッシングします。これである程度のカビを落とします。
次にきれいなタオルなどにエタノールを含ませて、カビがついている所を叩くようにして拭き取っていってください。拭き取ったら再度エタノールをスプレーし、外に干して乾燥させてください。
薄めてあるエタノールを使う
エタノールはドラッグストアなどで手に入ります。購入する時には注意が必要です。
ドラッグストアなどで販売されているエタノールには主に2種類あり、片方はカビ取りには適しません。
99%がエタノールの「無水エタノール」は殺菌効果がないのです。エタノールの殺菌効果が最も高いものは、エタノールを80%程度に薄めているものなのです。スーツのカビ取りのために購入する時は、エタノールを80%程度に薄めた消毒用のエタノールにしてください。
過炭酸ナトリウムでスーツのカビ取り
過炭酸ナトリウム
スーツのカビ取りを自宅でするのは難しい問題です。白カビの場合は比較的落としやすいです。難しいのは黒カビです。黒カビは、普通の洗濯では取れません。しかし、この黒カビをとる方法があります。
準備するものは、過炭酸ナトリウム、これは酸素系漂白剤の主成分です。次に、オスバン、ケアミトールなどの殺菌・消毒剤です。そして、カビの生えた服を付け置きできる入れ物です。最後にスプレーボトルです。
取り方
まず、取れそうなカビは払って取ります。それでも取れないものは、オスバンを水に混ぜそれをスプレーでカビにかけます。その後、ハンガーなどにかけて5~10分ぐらい放置します。
その次に、過炭酸ナトリウムを50度のお湯に混ぜます。それに、カビのある部分を付け置きしつつもみ洗いをします。
また、カビのある個所を歯ブラシやたわしでごしごしこすります。さらに、ふたをしてお湯につけたままにしておきます。それを1時間ぐらいつけておきます。このお湯につけるという作業を3回ぐらい繰り返します。それをした後、洗濯をします。これらの道具は、ドラッグストアなどで購入が可能です。
スーツにつくカビへの自宅での対策
換気
スーツにつくカビへの自宅での対策についてです。カビの発生の原因としては、換気が悪い、湿度が高い、掃除の頻度が低いというのが主な原因として考えられます。
服をかけたりして収納する際に、服同士の間隔に注意してください。間隔が狭いと通気性が悪くなりカビが生えやすくなるからです。間隔は広めにとることです。
開放的
スーツを収納するクローゼットについてです。クローゼットはできれば締め切らないほうがよいでしょう。締め切ると換気ができなくなるので、天気の良いときは特にクローゼットは開放的にしましょう。
クリーニングに出した場合は、クリーニング後に帰ってきた時についている袋は取りましょう。袋があると湿度が高くなり、カビが発生するリスクが高まります。湿気は天敵ですので、カビを生えなくするためにも袋を取りましょう。
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