栗の簡単な皮のむき方 圧力鍋、電子レンジ、セラミック魚焼き網を使った方法
秋の代表的な味覚といえば栗!秋になったら、美味しい栗ご飯を食べたいですよね。
甘さ控え目でほんのり洋酒の香りをまとった渋皮煮も秋の香りがするデザートとして食べたいものです!
しかし、栗は皮をむくのが大変と敬遠しがちな方も多いのです。そこで簡単に皮をむく方法について調べてみました。
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栗の皮には外側の固い皮、これを鬼皮といいますが、それと内側の薄くて渋い皮があります。
これを上手にむいておいしくいただきましょう。
圧力鍋を使った簡単な皮のむき方
圧力鍋を使うと、栗の実と渋皮の間にあるわずかな空気が急な加圧のあと減圧されることによって一気に膨らみます。
それで栗の実と渋皮の間にすきまができるので、簡単に皮がむけるようになるのです。
まずは栗を30分ほど熱湯につけておいてください。それから栗のとがった方に十字に切り込みを入れ、圧力鍋に入れてください。
栗が完全に水に浸る量の水を入れてください。
火をつけ7~10分加熱してください。加熱後、火を止めて自然減圧します。
そうすると栗の身と渋皮の間に隙間ができて、むきやすくなります。
完全に火が通っていますので、そのまま食べることができます。
栗ご飯に使うのでしたら加熱時間を短くして半生に仕上げてください。
圧力鍋がないご家庭では、水を入れた鍋に栗を入れて沸騰させます。
沸騰してから1分経過したら鍋に蓋をし、そのまま冷ましてから冷蔵庫に入れます。これで簡単に栗の皮がむけます。
その他の簡単な皮のむき方
電子レンジを使って簡単に皮をむく方法があります。
栗のとがった方に包丁で大きめの切れ目を入れて、電子レンジで温めれば簡単に皮がむけます。
ただし、栗の水分が飛びすぎないようにする必要があります。
温める栗の量や大きさによって温める時間の調整が必要なので少々難しいというところがあります。
セラミック付きの魚焼き網を使って遠赤外線効果で簡単にむくことができます。
栗の下の方に1cmほどの切り込みを入れ、栗を切り込みを下にして魚焼き網の真ん中においてください。
そうしたら強火で焼き、パチパチとはじける音がしてきたら、栗を転がして側面を焼いてください。
表面がまんべんなく焦げたら完成です。時間にして5~6分焼いてください。
大変熱いので粗熱がとれてからむいてください。渋皮も簡単に皮と一緒にむけます。
この方法は半生なので、栗ご飯に使う時などにオススメです。
普通の焼き網ではだめです。遠赤外線効果で渋皮が簡単にむくことができますので、セラミック付きのものを使ってください。
専用のハサミを使う
栗をむく専用のハサミも市販されています。
簡単に鬼皮と渋皮を一緒にむくことができる優れものです。栗を押さえるギザ刃と皮をむく切刃でできている特殊なハサミです。
ホームセンターなどでは調理器具コーナーで年間通して販売されています。
まとめ
圧力鍋を使うと栗の実と渋皮の間にすきまができるので、簡単に皮がむけるようになる。
電子レンジやセラミック付きの魚焼き網を使った簡単な皮のむき方もある。
栗をむく専用のハサミが市販されている。
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