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食中毒の症状で手足や顔面の麻痺を起こすことがあるのは?

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食中毒の症状といえば一般的には下痢や嘔吐です。

ほかにも発熱や重い腹痛になることもあります。

しかし、食中毒の原因によっては手足や顔面の麻痺を起こすものがあるのです。

そこで、食中毒の症状で手足や顔面の麻痺を起こすことがあるものと気をつけなければいけない食べ物、予防するにはどうすれば良いのかについて紹介します。

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食中毒で手足や顔面の麻痺を起こすのは?

麻痺を起こす食中毒

食中毒の原因となる細菌には様々なものがあります。

カンピロバクターや腸炎ビブリオ、サルモネラ、腸管出血性大腸菌(O157など)、セレウス菌、ウェルシュ菌など様々ですが、その症状は嘔吐、腹痛、下痢が主なものです。

カンピロバクターという細菌に感染した場合、数週間後に手足や顔面の麻痺を起こす可能性があります。

カンピロバクター

カンピロバクター食中毒は、年間300件、2000人ほどが感染していて、日本で最も多く発生している細菌性食中毒です。

カンピロバクターは、家畜の流産や胃腸炎、肝炎等の原因菌として獣医学分野で注目されていた菌で、ニワトリ、牛等の家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌しています。

人間や動物の腸管内でしか増殖しない菌ですが、数百個程度と比較的少ない菌量でも人間に感染が成立することが知られています。

カンピロバクターの症状

症状

カンピロバクター食中毒の症状は、主だった感染型細菌性食中毒と同じく下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などです。

死亡したり重篤化することは稀で、ほとんどのケースで一週間もすれば治癒します。

ただし、乳幼児や高齢者、病気などによって抵抗力が弱っている方は重症化する危険性があるので注意が必要です。

カンピロバクターに感染して治癒しても数週間後に手足や顔面の麻痺を起こしたり、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合があるので、注意が必要です。

ギラン・バレー症候群とは

筋肉を動かす運動神経が傷害され、手足に力が入らなくなったり、顔面が麻痺したりします。

この症状が出てから1~2週間で症状がもっと悪くなる場合がほとんどです。

重症化すると呼吸困難も起こすようになります。

手足が動かなくなる病気で一番多いのは脳卒中ですが、その次に多いのがこのギラン・バレー症候群で、日本では年間2000人以上が発症していると言われています。

女性よりも男性に多く、赤ちゃんから高齢者の方まで、どの年齢層でも発病するリスクがある病気です。


気をつけなければいけない食べ物

カンピロバクター食中毒は、生の状態や加熱不足の鶏肉、調理中の取扱い不備による二次汚染が原因として多いです。

鶏レバーやささみなどの刺身、鶏肉のタタキ、鶏わさなどの半生製品、加熱不足の調理品などで発生しています。

これらは食べる際には気をつけなければいけません。

また、不十分な殺菌による井戸水や湧水、簡易水道水を感染源としたカンピロバクター食中毒も発生しています。

日本では生乳は加熱殺菌されて流通しているので、生乳による発生例はみられませんが、欧米では生乳の飲用によってカンピロバクター食中毒が多く発生しています。

予防するにはどうすれば良いの

鶏肉をはじめ、生の肉の取り扱いに注意しましょう。

肉の汁が、生で食べるものや調理済みの食品にはかからないように気をつけましょう。

生の肉にさわった時は、よく手を洗ってください。

加熱は中心まで十分に加熱してください。

調理に使った道具は、使い終わったらすぐに洗い、できれば熱湯をかけるようにしましょう。

生の肉を冷蔵庫に保存する場合、肉の汁が他の食品にかからないようにしましょう。

殺菌されてない井戸水や湧き水などは、極力飲まないようにしましょう。

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