花粉症に効果的なヨーグルトどの種類でも腸まで届くの？

ヨーグルトが花粉症に効果的という話が数年前に話題になり、
当時はお店から効果があるといわれるヨーグルトが品切れをする
状況が発生しました。

花粉症に効果的なヨーグルトの種類とはどれなんでしょうか？

何故ヨーグルトが花粉症に効果的なのか？

どのような種類が効果があり、どれでも腸まで届くのか？を紹介します。

ヨーグルトが花粉症に良いといわれるのは、ヨーグルトに含まれている
乳酸菌にあります。

花粉症を和らげるには、免疫機能を正常に保つことが大切です。

そうすることでアレルギー症状を抑えることができる体質に
なるからです。

このような体質に改善するのに乳酸菌が効果的なんです。

しかし、ヨーグルトならなんでも良いという訳ではありません。

加糖のヨーグルトの場合、特に白砂糖入りのものは体質改善に
必要なビタミンを消耗してしまうので無糖のヨーグルトを摂取するのが
理想です。

花粉症に効果があるといわれるヨーグルトですが、ヨーグルトというと
ビフィズス菌が入っているとイメージが強いのではないでしょうか？

一言に乳酸菌といっても様々な種類があり、それぞれ特徴もあります。

効果があるとして売り切れになったヨーグルトなどは免疫力を強化し、
腸内環境を改善してくれてアレルギーを抑制する効果が、
期待されている「乳酸菌」が含まれているものです。

「ビフィズス菌」がメインのものではありません。
有名なものを一部紹介すると・・・

明治 R-1ヨーグルト・・・1073R-1乳酸菌
明治 LG21ヨーグルト・・・LG21乳酸菌
伊藤園朝のYoo・・・フェカリス菌
小岩井 KW乳酸菌ヨーグルト・・・KW乳酸菌
カルピスアレルケア・・・L-92乳酸菌
カゴメラブレ・・・ラブレ菌
ダノンBIO・・・BE80菌
などがあります。

乳酸菌には大きく分けて動物性乳酸菌と植物性乳酸菌があります。

ヨーグルトやチーズに住みついていて、牛乳などの乳を発酵させてる
のが動物性の乳酸菌。

お米、豆、麦などを発酵させて漬物や醤油、お酒、味噌などに
住みついているのが、植物性の乳酸菌です。

ヨーグルトの乳酸菌が花粉症予防になるわけですが、ヨーグルトの
乳酸菌ってちゃんと腸まで届いているのか心配になりました。

なぜかというと私たちが食事をしたものは、まず消化をしなければ
いけませんから胃袋にある胃酸で消化されるわけです。

しかし、この胃酸はかなり強烈で、pHが1.0～2.0あり、少々の細菌
などは、あっさり殺してしまうほどpH値なのです。

これではヨーグルトで乳酸菌を摂っても効果があるのか心配です。

しかし、心配ご無用、乳酸菌の多くはpH3.0の強酸性の環境でも
生き残ることができます。

食事をすると食べ物や水分によって胃液が薄まりpH4.0前後になって
いるので、ちゃんと乳酸菌は生き残り、腸まで届いていると
言うことになります。

ここで気をつけなければいけないのがヨーグルトの食べ方です。
空腹時にヨーグルトを食べると胃液が薄まっていないので、
乳酸菌が腸に到達する数が極端に減ってしまいます。

効果的にヨーグルトから乳酸菌を摂取するには空腹時は避けましょう。

それに乳酸菌は植物性乳酸菌のほうが、腸まで生きて届きやすいと
言われています。

乳酸菌が含まれているヨーグルトは花粉症予防になるのはわかった
のですが、ヨーグルトを食べたからといって数時間でとか数日とかで
花粉症の症状が治まってくるというわけではありません。

即効性が期待できるものではありません。
しかし、ヨーグルトが花粉症の症状を予防してくれることは確かです
から、花粉症のシーズンがきて、症状が酷くなる前に、ヨーグルトを
食べる事を習慣にしておくことが良いのではないでしょうか。

効果を実感するまではもちろん個人差があります。
効果がない方もいるでしょう。

効果は大体一か月から半年くらいと幅があると言われています。
予防ということでヨーグルトを食べることを習慣化してみては
いかがでしょうか。

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