ロタウイルスは予防接種をしてもかかる?ノロウイルスとの違いは?
ロタウイルスは子供が一度はかかるものです。
予防接種も任意となっています。
しかも予防接種してもかかるといわれています。
任意だから、してもかかるのならどうしようと悩んでいる方も
多いようです。
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ロタウイルスの予防接種についてとロタウイルスの予防について
紹介します。
また、ノロウイルスとの違いについても紹介します。
ロタウイルスとは?
ロタウイルスは非常に感染力の強い病気で、ほとんどの子供が
6か月~2歳くらいまでにかかる病気です。
水のような多量の下痢便となり、激しい嘔吐を伴うこともあります。
乳幼児の冬の急性の下痢症の80%以上はロタウイルスによるもの
だといわれています。
ロタウイルスの予防接種は任意となっています。
予防接種してもかかるといわれていますが、重症化を防ぐ意味で
受けたほうがよいです。
生後6週から接種できます。
生後2カ月から、ヒブや肺炎球菌ワクチンなどと同時に接種している
方が多いです。
因みにロタウイルスは赤ちゃんがかかるというイメージが強いですが、
成人でもかかります。
そして成人への予防接種はありません。
何故ないのかは、予防接種をしても効果がないからです。
成人であれば、安静にしていれば治るものだからです。
ロタウイルスは予防接種をしてもかかる?予防法は?
ロタウイルスは予防接種をしてもかかります。
では、なぜ予防接種をするのかといえば、初めてかかるのが
乳児の時期だと重症化しやすいからです。
なので初めてかかる前に予防接種をしておくことが大切なわけです。
もしかかった場合の重症化を防ぐことが出来ますので早めに
受けておいた方が良いでしょう。
また、ロタウイルスは複数の型がある為、一度かかっても
他の型のロタにかかってしまいます。
それに一度かかったロタの型だと免疫ができますが、これが
生涯免疫ではないため、時間が経てば体外に排出されてしまいます。
そうなれば、同じ型のロタにも再び感染します。
ロタウイルスの予防法としては、まずは手洗いです。
子供が遊ぶおもちゃも理想をいえば85度以上の熱湯で、
1分以上の加熱をしてもらいたいです。
大人が子供から感染しないようにするには、手洗いはもちろんですが、
ロタウイルスにかかった子供の便や嘔吐物には直接触れないことです。
嘔吐物が服に付いたりした場合には、家庭用塩素系漂白剤で
消毒してください。
ノロウイルスとの違い
ロタウイルスとノロウイルスとの違いですが、ロタウイルスは、
激しい下痢や発熱が長く続くのが特徴です。
乳幼児に多く突然の下痢と嘔吐、発熱がみられます。
一方、ノロウイルスは成人への感染力がとても強く、突然の嘔吐で
始まることが一般的で、吐き気は激しいのですが、半日くらいで
おさまる事が多いです。
下痢になっても軽い下痢で済むことが多く、発熱も1日経てば
大抵はさがります。
数日で自力で自然によくなる感染症です。
ロタウイルスは、インフルエンザの流行の終盤頃に流行し、
ノロウイルスは、秋の終わり頃から冬の中頃にかけて毎年流行します。
ロタウイルスとノロウイルスは別のものです。
ワンシーズンに両方にかかることもあるので、注意が必要ですよ。
>>間質性肺炎と一般的な肺炎の違いとは?初期症状と急性増悪とは?
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