風邪の初期症状で息苦しい場合とは？息苦しいと感じる原因

風邪の初期症状で息苦しいという場合があります。

ただ、実際には風邪ではなく、ほかの病気であることも多いです。

息苦しいと感じる原因が脳からの指令が関係していることがあります。

また、マスクをすることで息苦しくなり、不快な思いをしている方も多いですね。

そこで、風邪の初期症状で息苦しい場合とはどのような場合で、息苦しいと感じる原因にはどのようなものがあるのかについて紹介します。

また、マスクによる息苦しさを解消する方法についても紹介します。

風邪で息苦しい
息苦しいと思っていたら、風邪をひいたなんて経験はありませんか？

風邪の初期症状とは、喉が痛くなったり、咳がでたり、鼻みず、鼻づまりなどの症状がみられ、息苦しくなるということはあまりありませんね。

しかし、風邪の初期症状で息苦しいことはあります。
それは呼吸器などの炎症がある場合です。

本当は風邪ではない
風邪の初期症状で息苦しいと思っていたら、本当は風邪ではなく、
肺炎の可能性があります。

肺炎と風邪の初期症状の区別は難しいのですが、急に悪寒や全身倦怠感などがあらわれ、胸の聴診で雑音が聞こえれば肺炎の可能性が高いです。

胸のレントゲン撮影で確認することが必要なので、自分ではわからないです。風邪の初期症状とはちょっと違うなと感じたら、お医者さんに診てもらうようにしましょう。

風邪の症状のようになり息苦しい
風邪をひいたかな？と思うような症状になり、息苦しいという場合にCOPDや気管支拡張症という場合があります。

COPDとは、肺胞の破壊や肺の奥の細い気管支に起きる炎症で、気管支拡張症は、気管支が拡がって元に戻らない病気です。

また、肺癌でも風邪の初期症状のような症状がみられ、息苦しいということがあります。

ストレスが原因となって、風邪のような症状がでる方もいます。

感じる原因
息苦しいと感じる原因には、多くの病気が考えられます。

病気が原因で息苦しいと感じるものとしては、肺炎や肺水腫、肺気腫、気管支喘息、急性気管支炎、膿胸など主に胸や心臓に関係する病気が挙げられます。

これらの病気によって、呼吸困難感、つまり息苦しいと感じている方が多いのです。

また、病気だけではなく、精神的要因が原因の場合も多々あり、自律神経失調症や過呼吸症候群などの場合もあります。

息苦しいと脳からの指令
息苦しいと感じる原因は、病気だけではありません。

私たちは普段、呼吸筋は脳からの指令によって活動し息を吸ったり、吐いたりしています。

健全な状態にある呼吸筋は、脳の指令を的確に受け止め、また的確な情報を脳に送り返しています。

だから息を吸うときには、当然吸うときに必要な呼吸筋が機能します。

同時に吸っているという情報が送り返され、反対に吐くときには、吐くときに必要な呼吸筋が働き、同時に吐いているという情報が脳に送り返されます。しかし、この呼吸筋が健全な状態にないと、
脳からの指令を的確に受け止めることができません。

その結果、息を吸っているのにもかかわらず、息を吐いているという間違った情報を脳に送り返してしまったりしてしまいます。

脳からの指令がミスマッチすることによって息苦しいと感じることもあるのです。

マスクで息苦しい
マスクをすると息苦しい。こう感じている方は多いですね。

マスクをすることで
息苦しいだけでなく、蒸れやすく、そして不快になる
ことはよくありますね。

最近のマスクは密閉性が向上しているため、息苦しいと感じる方が増えてきています。

馴れないマスクをしたまま歩いたり、坂道を登ったりした時に頭がクラクラとした経験をされた方も多いでしょう。

解消するには
マスクをすると息苦しい方は、
花粉症対策用のマスクだと息苦しくないものが多い
ので、風邪でもこのようなマスクを着用したりしてみましょう。

また、
女性の化粧崩れを防ぐために空洞が設けてある
タイプが多くあります。

あえてこのようなマスクをすることで、息苦しい症状が解消されるかも知れませんよ。

肺活量の少ない女性の方やお子さんの場合、付けているマスクによっても息苦しい症状にだいぶ差が出てきます。

なので、形状等の違いによって息のしやすさが若干は変わることがあります。

マスクの品揃えが豊富なドラッグストアなどで、薬剤師さんに相談してみるのも良いのではないでしょうか。

息苦しいのでしたら、あえて
フィット感が悪いものを付ける
のも選択肢のひとつです。

それでは効果がないよという声もありますが、付けていることで常に息苦しい症状が伴うのはとても辛いものです。

マスク着用に慣れるまでは、このようなマスクの着用も選択肢のひとつではないでしょうか。

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