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牛乳と豆乳の違い、カルシウムやカロリー・糖質はどう違う?

gyunyu

牛乳と豆乳の違いって何でしょうか?

豆乳の方が体に良いというイメージを持っている方の方が多いのではないでしょうか?

なかには「牛乳の代わりに豆乳を飲んでいます。」という方もいます。

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残念ながら牛乳の代わりに豆乳を飲んでも同量のカルシウムを補給することはできません。

牛乳などの乳製品と豆乳などの大豆製品を比較すると、殆どの成分がほぼ同じ量ですが、カルシウムに関しては違うのです。

牛乳と豆乳の違いは何?

カルシウムやカロリー・糖質はどう違うのかを紹介します。

また、牛乳を豆乳に代用してお菓子を作った場合どのような変化があるのかも紹介します。

牛乳と豆乳、違いは何?

牛乳と豆乳、ほとんどの成分がほぼ同じ量なのですが乳製品と大豆製品なので、違いはあります。

何が違うのでしょうか?

牛乳
9種の必須アミノ酸をバランス良く全部含んでいて、カルシウムが豊富です。
血圧を下げる効果がある。

豆乳には無い
ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンDが豊富に含まれています。
他にもビタミンB2は豆乳の約8倍あります。

豆乳
カロリーが低く、コレステロールを含みません。
脂質も少なく、塩分は牛乳の約1/20と少ないです。

豆乳に多く含まれているもの
ビタミンEが牛乳の約44倍、鉄分が約40倍と豊富。
コレステロールを減らす働きを持つリノール酸やα-リノレン酸。
骨粗鬆症、更年期障害、抗動脈硬化作用に役立つと言われている大豆イソフラボン。
血管内壁に付着したコレステロール等を溶かして体外へ排出し、血液の流れを良くしてくれる大豆レシチン(リン脂質)。
抗酸化作用がある大豆サポニン。

牛乳と豆乳、カルシウムやカロリー・糖質はどう違う?

牛乳と豆乳、カルシウムやカロリー・糖質はどう違うのでしょうか?

カルシウム
牛乳はカルシウムが豊富です。豆乳の約8倍あります。
牛乳ならコップ1杯(200ml)で成人の1日に必要なカルシウム量(600~650mg)の約1/3を摂取できます。

カロリー
豆乳はカロリーが低いです。牛乳と比較すると約2/3ほどです。
調整豆乳は砂糖・食塩等で味を調整しているので、丸大豆を搾ったままの豆乳である無調整豆乳と比べてカロリーが高くなります。
調整豆乳は塩分が高めなので飲み過ぎないようにしましょう。

コップ1杯(200ml)あたりのカロリー
・牛乳(普通牛乳)・・・134kcal
・低脂肪乳(加工乳)・・・92kcal
・脱脂乳(加工乳)・・・66kcal
・豆乳(調整豆乳)・・・108kcal
・豆乳(無調整)・・・92kcal

糖質
牛乳の糖質は殆ど乳糖で腸の運動を活発にしてくれますし、便秘を防ぐ働きをするほか、カルシウムの吸収をよくしてくれます。
豆乳の糖質は殆ど消化されず、腸内細菌により分解されガスを発生する欠点があります。
また、健康意識の高い方は野菜ジュースを良く飲まれると思いますが、糖質が多いです。
しかも加熱処理をしているので、それほど栄養も高くないものが多いです。

100gあたりの糖質
・牛乳・・・4.5g
・調整豆乳・・・4.5g
・無調整豆乳・・・3.1g
・野菜ジュース・・・13.0g

牛乳を豆乳に代用してお菓子を作った場合どのような変化があるの?

牛乳の代わりに豆乳を代用してお菓子を作っている方は多いですね。

牛乳よりも豆乳の方が低カロリーだし体にもいいというイメージもありますよね。

牛乳を豆乳に代用してお菓子を作った場合どのような変化があるのでしょうか?

ケーキなどを作ると無調整豆乳の場合、サッパリした味なので、幾分軽い口当たりになります。

しかし無調整豆乳を使うと豆の臭いがします。
これは好みが分かれるところです。

調整豆乳の場合、生クリームみたいにコッテリしますので、下手な牛乳よりガッツリした味になることもありますが、牛乳よりふんわりおいしくでき上がります。

調整豆乳は香料が入っているので、焼けた時いい香りがするので、お菓子作りには向いているのではないでしょうか。

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