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クレベリンは効果がない?厚生労働省が効果を認めているのは?

uirusu

ノロウイルス対策として空間除菌グッズが話題になりました。
その代表的なのがクレベリン。

しかしこれらの商品に対して消費者庁は、効果を裏付ける根拠が
ないとして、再発防止などを求める措置命令を出しました。

そこで、厚生労働省が効果を認めている次亜塩素酸ナトリウムと
いうものについてご紹介します。

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クレベリンは効果がないの?


冬場の流行時期ではない5月から10月にかけてもノロウイルスに
かかることがあります。

そのため、ノロウイルス対策や予防は1年中意識しなければ
いけなくなってきています。

ノロウイルス対策として、二酸化塩素の効果で生活空間の除菌・消臭が
できるとうたう空間除菌グッズが大ヒットしています。
有名どころはクレベリンですね。

しかし、消費者庁は、二酸化塩素という物質によって、空気中の細菌や
ウイルスを除去するという触れ込みの商品を販売している
大阪の大幸薬品や愛知の中京医薬品など17社に対して、
効果を裏付ける根拠がないとして、再発防止などを求める措置命令を
出しました。

クレベリンは効果がないのでしょうか?
大幸薬品などは反論している状態です。

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厚生労働省が効果を認めている次亜塩素酸ナトリウムとは?


厚生労働省がノロウイルスやインフルエンザの対策・予防として
推奨しているものに次亜塩素酸ナトリウムがあります。

厚生労働省のホームページには、ノロウイルスの失活化には、
エタノールや逆性石鹸はあまり効果がなく、ノロウイルスを完全に
失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム、加熱があると
書かれています。

調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、
次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭くことでウイルスを失活化
できると書かれています。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性であるため、
人体に触れると危険というデメリットがあり、直接人への
除菌剤としては使用出来ません。

キエルキンとは?


厚生労働省が効果を認めている次亜塩素酸ナトリウムは、
残念ながら人体に直接使えません。

しかし、キエルキンと呼ばれるものが出てきています。
弱酸性次亜塩素酸キエルキンというもので、次亜塩素酸ナトリウムを
弱酸性に調整し、人に対して安全に使える除菌剤です。

PH値6.0前後なので肌と同じ弱酸性の除菌剤となっています。

弱酸性次亜塩素酸キエルキンは、直接、人の手や指に塗布できる
ため、ノロウイルスやインフルエンザの対策・予防として効果が
高いといわれています。

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