スタッドレスタイヤの寿命ってどれくらい？最適な保管方法は？

スタッドレスタイヤを使う時期になるといつも思うのが寿命。
なんとなく今年も使っちゃっているけど大丈夫なのか？

3月ごろにはノーマルタイヤに履き替える訳ですが、
長持ちさせるのには保管方法も重要なのでは？

そこでスタッドレスタイヤの寿命ってどれくらいなのかと
最適な保管方法について調べてみました。

スタッドレスタイヤの寿命ってどれくらいなのかは
使用条件によって変わります。

何年とか何キロとかは一概には言えません。
摩耗していれば交換しなくてはいけませんし、
摩耗していなくてもゴムは劣化しますので
バーストしてしまうことがあります。

劣化がみられるのなら買い替えを検討する必要があります。

スタッドレスタイヤの寿命は溝の深さがひとつの目安になります。
新品の状態から50％摩耗したら交換してください。

わかりやすいようにタイヤには側面に矢印が付いています。
その矢印の方向の溝の部分を見ると、
プラットフォームと呼ばれる凸の部分があります。
ここで摩耗状態をチェックすることができるようになっています。

ゴムの劣化は見た目では判断できません。
そこでタイヤ硬度計という機器を使って計測します。

針が緑の範囲ならまだOKですが、赤の範囲なら
劣化していると簡単にわかりますよ。

スタッドレスタイヤの寿命を伸ばすには、
雪道ではなく、乾燥している道の走り方が大きく影響します。
乾燥した道の走行でタイヤを摩耗させないことが大切なのです。

スタッドレスタイヤはゴムが柔らかいので、
急発進、急ブレーキなどを頻繁にすると摩耗が早くなりますよ。

スタッドレスタイヤの寿命を長くするためにも
使わない時期の保管方法がとても大切です。

スタッドレスタイヤを保管する前にすべきことをご紹介します。

まずは泥や汚れを落としてください。
外したスタッドレスタイヤをそのまま保管しないようにしてください。

特に融雪剤がタイヤに残らないようにして下さい。
これが付いたまま保管してしまうと劣化のスピードが早くなります。
洗浄したら、完全に乾いてから保管してください。

そして、これをしない方が多いのですが、
空気圧は規定値の半分くらいまで下げて保管してください。

スタッドレスタイヤは空気が充填されている時点で、
すでに負荷がかかっている状態なんです。
なので空気圧は下げてください。

スタッドレスタイヤの寿命を伸ばすための保管する準備を
しっかりとやったら、次は最適な保管方法です。

直射日光、雨、水、油類、ストーブなど近くは避けて保管してください。
紫外線、オゾン、油はゴムを劣化させますので、
特に注意して避けて下さい。

布やビニールシートなどをかけて保管するようにしましょう。
最適な保管方法は縦置きでの保管です。

スタッドレスタイヤ4本重ねて保管される方が多いと思いますが、
やはり多少の変形がみられます。
次のシーズンで使用する際には、空気が入りにくい場合があります。

プラスチックで出来たタイヤ保管用の専用ラックが
安い価格で市販されていますので、そういうものを使って
縦置きで保管できるのであればした方が良いですよ。

また、スタッドレスタイヤを外してもらう方は、
お店でビニール袋に入れて渡してくれる所があります。

この袋は車載の時に車が汚れないためのものです。
保管用ではないので、しっかりとしたビニールシートなどを
かけて保管するようにしてくださいね。

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