コラーゲンと脂の違い、わかっていますか?アミノ酸との関係
コラーゲンは私たちの体内のあらゆる場所にあり、内臓や血管、肌などの臓器の形を保つ働きをしていて、なくてはならないタンパク質として知られています。
そんなコラーゲンと脂の違いがよくわからないという方が多いですね。
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コラーゲンと脂の違いについて紹介します。
また、アミノ酸との関係やコラーゲンが多く含まれている食品についても紹介します。
コラーゲンと脂の違いについて
コラーゲンと脂は同じものだと思っている方は多いですね。
コラーゲンが豊富な食材と言えば、牛スジや豚骨、手羽先などです。
脂っこいものに多いため勘違いしている方が多いようです。
コラーゲンはアミノ酸が結合してできたタンパク質です。
脂はタンパク質ではなく脂質です。
牛肉を例に説明すると脂身は脂肪です。
コラーゲンがあるのは、軟骨やスジの部分です。
牛肉の脂身の部分は単なる脂ですが、軟骨などに付いているゼラチン質のものはコラーゲンです。
コラーゲンは、動物の皮や骨の近くに豊富に含まれています。
だからといってコラーゲンばかり摂っても良くありません。
脂に含まれている脂質も私たちの体に必要なものです。
もちろん摂りすぎなければ決して有害なものでもありません。
バランスよくコラーゲンと脂を摂るようにしましょう。
コラーゲンとアミノ酸とは?
コラーゲンとアミノ酸には、深い関係があります。
コラーゲンというのは、アミノ酸が結合してできたタンパク質です。
よってコラーゲンを作るためには、アミノ酸が必要不可欠だということです。
私たちの皮膚や骨、筋肉などはアミノ酸で作られているといっても過言ではないほどです。
私たちの体のタンパク質を作っているアミノ酸は20種類ほどあり、これらのアミノ酸が合わさってコラーゲンが作られています。
だからコラーゲンばかりを摂っても意味がないのです。
コラーゲンを効率よく摂るには、合わせてアミノ酸をバランスよく摂る必要があるのです。
コラーゲンが豊富に含まれている食品とは?
コラーゲンが豊富に含まれている食品について紹介します。
■豚足
豚足にはコラーゲンが豊富に含まれていますが、肌のシワやたるみを防ぎ、肌の弾力を保つ働きがあるエラスチンというものも豊富に含まれています。
■牛スジ
牛スジには、コラーゲン・エラスチンが豊富です。ほかに肌のハリや弾力を与える働きのあるコンドロイチンというものが豊富に含まれています。
■牛テール
コラーゲンのほかに鉄分やビタミンA、カルシウムが豊富に含まれています。
■鶏皮
鶏皮にはコラーゲンのほかに、体温を維持したりエネルギーを体内に蓄積する働きがある脂質が多く含まれています。
■手羽先
コラーゲンのほかにエラスチンが豊富に含まれています。ほかにも粘膜を丈夫にしてくれ、肌荒れや皮膚の乾燥を予防するビタミンAが多く含まれています。
■エビ
コラーゲンのほかに疲労を回復する働きのあるタウリンが含まれいます。ほかに殻の部分には骨を丈夫にするカルシウムや免疫力を高めるキチンが豊富に含まれています。
■カレイ
アミノ酸がバランスよく含まれており、肌荒れを防ぐビタミンB2も含まれています。
■フカヒレ
コラーゲンのほかにコンドロイチンが多豊富に含まれています。
■スッポン
コラーゲンのほかにビタミンB群、カルシウム、血流を改善し冷えを予防するリノール酸などが豊富に含まれています。
■うなぎ
コラーゲンのほかにビタミンB群、カルシウム、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、コレステロールを減らすDHAやEPなど様々なものが豊富に含まれています。
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