ヒアルロン酸Naとは?ヒアルロン酸との違いや肌への効果は?
ヒアルロン酸Naをご存知でしょうか?最近注目されていますが、ヒアルロン酸とは何が違うのでしょう。
ヒアルロン酸は肌にいいと知っている方も多いでしょう。でも実際にはどのようにいいのかを知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、ヒアルロン酸Naとはどのようなもので、ヒアルロン酸とどのような違いがあるのかと肌への効果について紹介します。
スポンサーリンク
ヒアルロン酸Naとは
ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸ナトリウム)とは、ヒアルロン酸を水酸化ナトリウムで中和したもので、ヌルヌルとしたまるでゲルのような透明な状態のものです。
驚異的な保水力があります。そのため、体の中に水分を閉じ込めておく役割を持っています。しかも、内側だけでなく、外の外気に一番触れる機会の多い、外側の肌に対しても効果があり、水分が蒸発してしまうのを防いでくれます。
肌になじむので、水分量を高めるだけでなく、肌がなめらかな感じがするのもこのヒアルロン酸Naのおかげです。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、皮膚だけでなく、目・関節・血管など、全身のあらゆるところに存在しています。体内での水分保持の役割を担っており、たった1グラムのヒアルロン酸で約6リットルという圧倒的な水をキープできるという特徴があります。
皮膚では真皮層内に存在し、コラーゲンとエラスチンが構成しているバネの隙間を埋めるクッション役として存在しています。
ヒアルロン酸は加齢によって分泌量が低下し、肌の乾燥やたるみの原因になってしまいます。また関節のクッション役も担っていますが、年齢を重ねるたびに減っていくため膝の痛みを訴える方が多いのです。
ヒアルロン酸はカラダのあらゆるパーツを保護する役割をしています。もっともよく知られているヒアルロン酸の効果は、やはり皮膚へもたらす作用でしょう。
ヒアルロン酸Naとヒアルロン酸の違い
ヒアルロン酸は肌表面に留まって角質層を強力に保湿します。皮膚からの水分蒸発を防ぐだけでなく、圧倒的な保水力によって空気中の水分を抱え込んで保湿するのが特徴でしょう。
化粧品として使うと少しベタつきがありますが、なじみがよくしっとりとした質感を得られます。水分とヒアルロン酸はよくなじむため、乳液やクリームだけでなく、美容液や化粧水にも配合されています。乳液などの油分と混ぜて使えば、角質をやわらかくする作用が期待できます。よってスキンケア効果のアップも可能なので、コラーゲンと並び保湿成分の代表的存在だと言えるでしょう。
しかし、ヒアルロン酸は分子が大きいため皮膚の奥へは浸透しません。そこで、皮膚の奥へ浸透させたり、ヒアルロン酸を肌の外側から補うために開発されたのが、ヒアルロン酸Naなのです。現在では保湿成分としてなくてはならない存在として定着してきている魅力的な成分だと言えるでしょう。
ヒアルロン酸Naは飲んで取り入れられる
ヒアルロン酸は、40代後半から量が減っていくことがわかっています。ということは肌のうるおいも失われていきます。ヒアルロン酸を飲んだりして体内に直接取り入れれば効率が良いのですが、食品やサプリメントで経口摂取すると体内に吸収される前に分解されてしまいます。よって、化粧品など直接肌に塗る方法で取り入れたほうがいいでしょう。
しかしヒアルロン酸Naだと飲むことでも取り入れられ、肌の水分を保つことができるのです。
>>ヒアルロン酸Na配合の機能性表示食品はトクホと何が違う?
>>ヒアルロン酸Naを飲む!?飲むことで保湿以外にもよいこととは?
>>ヒアルロン酸Naは化粧品よりも口から摂取するほうがよいのは何故?