浄水器の効果、PHって何?トリハロメタンと塩素の関係は?
水道水にはかなりの塩素が入っているため、浄水器を使いたいという方は多いですね。
浄水器を購入しようと商品を見てみると、PHやらトリハロメタンやらという言葉が必ず書かれています。
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浄水器の効果で、よく出てくるPHってどういう意味なのか?
トリハロメタンと塩素の関係とは何なのか?
また、浄水器を使わずに水を購入するという選択もありますが、購入する前に硬水、軟水って何なのかを理解しておきましょう。
浄水器の効果、PHってどういう意味
浄水器の効果って気になりますが、浄水器を購入する前にPHってどういう意味なのか理解しておきましょう。
PHとは、0~14までの段階がある水道水の酸性とアルカリ性の度合いの強さを示す数値です。
PHの値が真ん中の7であれば中性ということになります。
この数値が小さければ小さいほど酸性が強く、大きければ大きいほどアルカリ性が強いという事になります。
水道水の安全基準では、PHの値が5.8以上8.6以下と定められています。
PHの値によって、水の汚染度のチェックをしたり、浄水場にて用いられる塩素等の薬品の濃度を決定する場合の判断基準に使用されたりしています。
浄水器の効果、トリハロメタンと塩素の関係とは?
浄水器の効果が気になり、商品を見てみるとトリハロメタンという言葉が記されています。
トリハロメタンとは、水を殺菌消毒するために使用する塩素が、水中の微生物を分解する時に発生する物質のことです。
トリハロメタンは、発がん性物質の疑いがあるので、これを除去する浄水器の効果が重要視されるようになりました。
トリハロメタンの発生量というのは、水を殺菌消毒する時に使用する塩素の量や水中の有機物の量に比例しているのです。
塩素の使用量を減らせばトリハロメタンの発生量も減ります。
しかし、塩素の使用量を減らすと雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
なのでトリハロメタンは減らすことができないのです。
これを少しでも体内に入れないように、除去できる浄水器を選ぶのがひとつの基準にもなっています。
浄水器を使わず水を購入 硬水、軟水ってどういう意味?
水道水はトリハロメタンの問題などもあり、いくら浄水器の効果が素晴らしいといっても敬遠してしまう方も多いでしょう。
浄水器を使わず水を購入する場合、硬水、軟水があるのですが、ご存知でしょうか?
硬水と軟水は、水に含まれているカルシウムとマグネシウムの量の濃度の違いによって分類されています。
カルシウムとマグネシウムの合計量が大きい水が硬水で、しっかりとした口当たりが特徴です。
欧米では、水が地層に含まれている時間が長い事から、大半が硬水です。
日本の水の大半は軟水で、柔らかい口当たりが特徴です。
お茶やコーヒー、料理などに使うのでしたら、軟水の方が向いていると言われています。
好みに合うタイプの水を購入してみてはいかがでしょうか。
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