加湿器のフィルター掃除のコツ クエン酸と重曹どちらが良い?

秋から冬は空気は乾燥しがち。
住まいでも加湿器が大活躍となるのですが、
多くの方が悩まされるのが加湿器のフィルター掃除。
フィルターに付く白いモノの影響で加湿能力が低下したり、
場合によっては故障の原因にもなりかねません。
この白い物体の除去はどうすればよいのでしょうか?
加湿器のフィルター掃除のコツと共に調べてみました。
フィルター掃除にはクエン酸
加湿器のフィルター掃除にはクエン酸がおすすめです。
重曹もすぐれたものですが、加湿器のフィルター掃除に
おいてはクエン酸が適しています。
加湿器のフィルター掃除をサボると白いモノが付きますよね。
あれは水道水に含まれるミネラル分が白く固まったりしたものです。
場合によってはカビが発生していることもあります。
水道水には殺菌や消毒を目的としてカルキと
呼ばれるものが含まれています。
これが加湿器のフィルター周りに付着してしまうので、
フィルター掃除を定期的におこなう必要があるのです。
加湿器のフィルターに付くのはカルキなわけですが、
これを溶かしてくれる性質を持っているのがクエン酸なんです。
フィルター掃除のコツ
加湿器のフィルター掃除には重曹よりもクエン酸が適しています。
加湿器のフィルター掃除のコツですが、
クエン酸を濃度0.5%~1%程度の水溶液になるよう溶かした
クエン酸溶液を作り、30分~2時間程度しっかり浸すことです。
掃除の仕方ですが、加湿器のフィルターを浸けることができる
バケツを用意してください。
それに水かぬるま湯2リットルに対してクエン酸を
大さじ1杯程度入れてクエン酸溶液を作ります。
加湿器本体からフィルターを取りはずし、
まず軽くゆすいでからフィルターを
作ったクエン酸溶液に浸けてください。
バケツに浸けておいたフィルターから
汚れがクエン酸溶液に溶け出してきますので、
それが確認できたらフィルターを取り出してください。
そしてクエン酸の成分が残らないようにしっかりと水洗いしてください。
フィルターを浸けている間に本体や水タンクなどを掃除しておきましょう。
水タンクはカビが生えやすいので注意しましょう。
もし生えてしまったら、漂白剤に付けておくと落ちます。
クエン酸ではなく、お酢にも同じ様な働きがありますので、
白いモノは落とせますが、酢のニオイが残ります。
やはり加湿器のフィルター掃除にはクエン酸が適しています。
フィルター掃除に重曹はダメなの?
加湿器のフィルター掃除は重曹ではダメなの?
クエン酸とどちらが良いの?という疑問を持つ方が多いです。
重曹は、弱いアルカリ性なので台所の油汚れや焦げ付き、
浴槽の皮脂汚れなどの酸性の汚れを落とすのに最適です。
重曹には水に溶けにくいという性質があります。
溶かさずに粉のままスポンジなどに付けて
研磨剤として使うことが可能です。
加湿器のフィルターに付いた白いモノも研磨力を使い、
一応落とせるでしょう。
しかし、フィルターに付いた白いモノは固まったカルシウムです。
無理に重曹でゴシゴシと研磨するよりも、
クエン酸で中和した方が、簡単に汚れを落とすことができますよ。